デジタルハリネズミといえば「デジハリマニアックス」というファンサイトが有名で、ここをチェックすれば今まで何十台も発売されたデジタルハリネズミシリーズの事が詳しく分かります。
デジハリマニアックスのこぼれ話をチェックしてもらうと「変デジ研究所さんでチノン1の紹介が無かったら、私は全機種比較撮影をしていなかったかもしれません」と書かれています!今でもその記事のことはよく覚えていますし懐かしいです!
という事で今回は初代デジタルハリネズミの使い方や裏設定、そして作例写真などを一気に紹介していきます。(2015年に書いた記事を分かりやすくリライトしました)
初代デジタルハリネズミ:レビュー
初代デジタルハリネズミには様々なファームウェアが存在します。確認方法はシャッターボタンを押しながら電源をオンにします。ファームウェアは「Ver1.11、Ver1.14、Ver1.15」などがあるみたいですが、今回レビューするデジタルハリネズミのファームウェアは「Ver1.11」でした。
このバージョンだと緑かぶりだったり真っ赤な写真だったり自分で設定した強烈なホワイトバランスで写真を撮ることが出来ます。その後発売された機種ではこの裏技が使えなくなりました。そんな事もあり初代デジタルハリネズミは伝説のトイデジなんですよ。
初代デジタルハリネズミの裏設定について
まずは色味を自分で変更出来る裏設定のやり方から紹介します。あくまで非公式の裏技になりますので自己責任でお試しください。とはいえ…これで壊れたという話は聞いた事がないので自分は使いまくってます。
シャッターボタンを押しながら電源をオンにするとデジハリのバージョンを確認する事が出来ます。
この状態でスライドスイッチを動かすと1番左の数字が変化します。しかしココを変更しても色味は何も変わりません。
MENUボタンとOKボタンを押すとRGB設定をぐちゃぐちゃに変化させる事が出来ます。
こんな感じでモニターで色味が確認出来ます。この状態でシャッターを押せば…設定した色味での撮影が可能です。ただし…あまりやり過ぎると何が写っているのか分からないので…うっすら赤色とかうっすら緑色くらいで設定するのがオススメ。
この設定ですが一度電源をオフにするとクリアされます。ですからめちゃくちゃな色味になった…と焦らなくても大丈夫です。こんな裏設定があった事もマニアックなファンが増えていった理由だと思います。
初代デジタルハリネズミで動画を撮る方法
次に説明書がないと分かりにくいのが…「動画撮影モード」への切り替えです。
静止画撮影モードで「OKボタン」を1回押すと動画撮影モードでなります。もう一度押せば静止画撮影モードに戻ります。
初代デジタルハリネズミの動画は少し赤みを帯びた独特の写りでかなり楽しめると思いますよ。
初代デジタルハリネズミ:メニュー画面など
電源を入れると静止画撮影モードになります。初代デジタルハリネズミは…写真撮影をするとき液晶モニターは真っ黒です。どんな構図になっているのか全く分かりません(笑)とにかく撮りにくいトイデジです。
電源を入れて「MENU」ボタンを押すと設定画面に切り替わります。OKボタンを押すとメニューが切り替わり、スライドボタンを動かすと選択出来ます。記録画素数の切り替え、ISO感度の変更、セルフタイマー、撮影後のプレビューオン・オフなどが設定出来ます
また本体上部にはファインダーがありますが…使ってる人いるのかな(笑)まぁ…飾りですよ。飾り。
撮影した写真はスライドボタンで確認する事が出来ます。
こちらにmicroSDカードや電池を入れる場所があります。三脚穴、マクロと遠景の切替スイッチなども底面にあります。乾電池はCR2を使います。この電池が高いので自分は充電出来るものを使っています。
作例写真
それでは最後に初代デジタルハリネズミで撮影した写真を一気に載せていきますね。激しい色味でノイズも多めで雰囲気ある写真が撮れますよ。
はい!以上で初代デジタルハリネズミのレビューを終わります!2015年に書いた最初の記事に足りない部分を追記するつもりで書き始めましたが…ほぼ全面リニューアルになってしまいました(笑)
ちなみに最近初代デジタルハリネズミを使いすぎたのか…蓋が割れてしまって落ち込んでます。何とか使えるけどショックだぁ(笑)それじゃ!また!