近所のリサイクルショップで日立のコンデジ「i.mega HDC-401」を購入しました。手のひらサイズの可愛いデジカメで発売は2004年になります。
発売当時のメインターゲットは女性という事で…自撮りにも使えるミラーが前面に付いていたり…商品説明を読むと「化粧品を連想させるコスメティックデザイン」になっているそうでデザインは丸っこくて可愛いです。
日立 i.mega HDC-401
本体には「400万画素CCD、いつもキレイと一緒にいたい」と書かれたシールが貼ってありました(笑)このカメラを購入した最大の理由は…400万画素CCDという事です!
マニアックな話になりますが…自分がメインでレビューしているトイデジの多くはCMOSセンターを搭載しています。古い日立のデジカメも多くはCMOS機です。しかし…HDC-401はCCD!これは気になる!しかも…300円で売ってました!買うしかない(笑)
スライド式のカバーを開くとレンズとフォーカス切り替えスイッチが。フォーカスは遠景と近距離撮影モードを切り替えて使います。近距離撮影モードは55cm~110cmでピントがあいます。
背面のデザインはシンプルなんですが…好きなポイントがあります。それは…
ファインダーが付いている事です!液晶モニターをオフにしてファインダーだけで撮影する事が出来るのでズレはありますが…撮っていて楽しい!
SDカード対応で単三乾電池×2本で動きます。
上部にはシャッターボタンと電源ボタンが。
左が起動画面、右が静止画撮影モードです。それではその他の撮影モードや設定などをチェックしていきましょう。
撮影メニューは意外と豊富。露出、ホワイトバランス、彩度、シャープネスなどなど…一般的な設定は使えます。
こういうトイデジは彩度を高くすると面白い写りをする事が多いので…とりあえず「高」に設定しました。
カラーモードも、カラー、モノクロ、セピアの3種類から選べます。
動画撮影も出来て…300円で買ったのにこんなに楽しめていいんでしょうか!?(笑)あ、書き忘れましたが…スライド式のカバーですが…電源と連動していないので電源オンの状態で閉めると…
モニターが赤くなって「レンズカバーが閉まっています!」と教えてくれます。素晴らしい親切設計(笑)それでは作例写真を貼っていきますね!
日立 i.mega HDC-401:作例写真
最初に一番気に入った写真を貼りました。この色!!!空の色、雲の雰囲気、周辺減光…何もかも最高じゃないですか!?予想以上に写りもシャープだし…300円で買えてラッキーだったかも(笑)
この二枚はフォーカスを近距離にして撮りました。そこまで背景がボケるわけではありませんが…これも好きな色味で撮れました。
次の三枚はカラーモードを試した写真です。カラー、モノクロ、セピアの順番でホワイトバランスは曇りに設定した写真です。
曇った日などはモノクロやセピアがいい感じだと思いましたが…晴れた日は絶対カラーがオススメ。
彩度を上げると予想よりビビッドに写ります。トイデジらしい色味で気に入りました。
発売当時は自分が使ったシルバー以外にレッドのカラーバリエーションもあったそうです。トイデジというより…古デジ(古いデジカメ)のジャンルに入れた方がいいデジカメですが、写りはトイデジ的ですし気に入りました!
HDC-401はヤフオクなどでも見つけることが出来るデジカメですが…自分は300円だったから買ったわけで1000円以上出すカメラじゃ無いと思います(笑)それじゃ!また!