古いフィルムカメラやコンデジを久しぶりに使おうと思ったら…表面やグリップ部分がベトベトになっていて困った事はありませんか?このベタつきは無水エタノールを使うと除去出来ると聞いたので試してみました。
ボンザートアンペル(BONZART AMPEL)がベタベタに…
久しぶりにボンザート アンペルを使おうと棚から出してみたら…カメラの外装全体がベトッとした手触りになっていました。これは表面部分に塗布されたゴムが加水分解という科学的な変化でベタベタになっているんですが…
大好きなカメラでもベタベタしていると…使いたくなくなりますよね(笑)さらに加水分解が進むとホコリなども付きやすくなります。
まずはエタノールでどれくらいベタつきが取れるのかテストしたかったので…アンペルの裏蓋部分で試す事にしました。
写真を見て分かるほど…傷や指紋が付いています。汚れもこびり付いているし…これが綺麗になったら最高ですよね?
ネットで調べた感じだと「無水エタノール」で拭き取るのが効果的だと書かれていましたが…わが家にあったのは「消毒用エタノール」です。多少の違いはありますが基本的な成分は同じなのでコチラで試す事に。
エタノールを布に染みこませ…ベトベトになっている裏蓋を拭いていきます。
これが拭いている途中です。エタノールを付けこすっていくとベタベタが取れてきます。右下にもう一段階色が変わっている部分がありますが…ベトベトが取れた後も力を入れてこするとゴムのコーティングが全てなくなり地のプラスチックが出てきます。全体を根気よくこすりゴムを除去していくと…
こうなります!ベタつきは完全になくなり手触りはつるっとしたプラスチックに!掃除前とは完全に別の素材です(笑)
ただ…今回のようにデジカメ全体の表面がベタついている場合…電源ボタンや様々な端子などエタノールが入り込んだら壊れそうな部分も多いんですよね。
ですから、全部を掃除することは無理でしたが、カメラのグリップだけとか一部を綺麗にしたいという時はエタノールは便利に使えそうだと思いました。さらにエタノールで掃除した後に歯ブラシに重曹をつけて磨く方法もあるそうです。
わが家のトイデジだと「ViviCam 5050」が加水分解でグリップがベトベトになっているので、同じ方法で掃除してみようと思います。それじゃ!また!
※追記:消毒用アルコールジェルも便利に使えるそうです
消毒用アルコールジェルでもいいですよ。粘度が高いと液が広がりにくいですし。 https://t.co/fSrYNsSBLj
— おーるまいてぃー (@almighty_s) 2017年7月28日
※あくまで自分がテストした結果なので真似される方は自己責任でお願いします。悪化しても責任取れませんので(笑)それと最初は目立たない部分でテストしてから掃除するのもポイントかな。