古いKenkoのコンパクトデジタルカメラ「DSC517」を久しぶりに使ったら楽しかったので簡単に紹介していきます!気がつけば10年以上前のカメラになっていましたが…最初から壊れたような写りしかしないカメラだったので、今使っても古さを感じません(笑)
Kenko DSC517 レビュー
まずは外観をチェックしてみましょう!古いデジカメになるので本当にシンプルなデザインです。今回レビューするのはブラックモデルですが、シルバー、ブルー、ピンクのカラバリがあります。
504万画素のCMOSセンサーを搭載。レンズは8.54mm/F値3.0でデジタルズームが8倍です。
本体サイドにはフォーカスの切替スイッチがあります。マクロは花マーク、中距離は人マーク、遠景は山マークです。
SDカードと乾電池を入れる場所が逆サイドにあります。単四乾電池を二本使います。
背面はこんな感じ。1.5インチのTFT液晶モニターは小さくてめちゃくちゃ見にくいです(笑)
ザラザラになって全く使い物になりませんが…デジタルズームも使えます。
本体サイドのフォーカススイッチに連動して花のマークや人のマークが表示されます。
ホワイトバランスはオート/太陽光/曇/白熱灯/蛍光灯1/蛍光灯2から選ぶ事が出来ますが…自分はオートしか使いません。そもそもホワイトバランスがぐちゃぐちゃに崩れるのが特徴の機種なので(笑)
Kenko DSC517 作例写真
それでは今回久しぶりにKenko DSC517で撮影した写真を貼っていきます。
このデジカメはレンズの前を手で隠しパッと離した瞬間にシャッターを押すと…ホワイトバランスが崩れた状態で撮影出来ます。単純にダメなデジカメなんですが…この撮影方法が楽しいんです!
左が普通に撮影した写真で、右がホワイトバランスを崩して撮影した写真です。思いっきり緑色に染まった写真が撮れます。
普通に撮影しただけでも少しだけ緑がかった写真になったり…とにかく安定した写真が撮れないのがポイントです(笑)
ちなみにフォーカスをマクロモードに設定すると…背景がしっかりとボケて雰囲気のある写真も撮れるんです。
ただ…液晶モニターが小さくて見にくいので家に帰ってパソコンに画像を読み込んでみないとピントが合っているのかすら分からない感じです(笑)
マクロモードにしてわざとピントを外すのも楽しい撮影方法です。
先ほど紹介したホワイトバランスを崩す技とマクロ外しをミックスするとこんな写真になります。
あれこれダメな写真を撮って遊ぶのがトイデジの醍醐味なんですが…もうこんな酷いカメラは発売されないような気がします(笑)
まとめ
本当に久しぶりにKenko DSC517を使いましたが…起動の遅さ、反応の悪さ、雑な写り。全てが最高でした(笑)
ちなみに最初に買ったKenko DSC517は、モニターのちらつき、反応が遅い、などなど…ジャンク扱いでオークション出品されていました。普通に考えたらゴミデジカメだと思います。
しかも10年以上前のカメラという事になれば…見向きもされないカメラだと思いますが…Kenko DSC517は最高なんです!リサイクルショップのジャンクボックスで見つけたら救い出してあげてください(笑)それじゃ!また!