文房具ブロガーとして活躍中のイグチ フミヒロさんから面白いカメラを戴きました。フェルメールのカメラ箱というネーミングの組み立て式カメラで…立体的なものを簡単に描くための道具「カメラ・オブスキュラ」の簡易版模型キットになっています!
フェルメールのカメラ箱
文房具メーカーのコクヨが作っている商品になります。シンプルなパッケージでカメラが入っているとは思えないレベルですが…まずはどんなカメラなのかチェックしてみましょう!
最初に書いておきますが「このカメラで撮影は出来ません」カメラ・オブスキュラは現在のカメラの原型となった道具で、レンズを通し映し出された画を紙に描き写すことで正しい構図の絵を描くために作られたものになっています。フェルメールや様々な画家がこの道具を用いて絵を描いたと言われているんですって。
パッケージを開くと組み立て方が書いてありました。それでは中身を取り出してみましょう!
厚紙で出来たパーツやレンズ、ミラー、スクリーンなどが入っています。これを順番に組み立てていきます。
シンプルな作りで組み立ても簡単ですが…自分は工作が苦手なので出来上がるまで30分以上かかりました。
こちらが完成形です。ハッセルブラッドみたいなデザインで可愛いです。ファインダーは上部にあり覗くとレンズを通した映像を見る事が出来ます。
レンズが付いている鏡胴を前後にスライドする事でピントを合わせる事が出来ます。
中にミラーがあって…写った映像をスクリーンで確認するので被写体は左右が反転して見えるのが面白いです。
スクリーンに映し出された画像はこんな感じです。予想よりキレイで立体感のある見え方でした!で、先ほど書いたようにこのカメラはスクリーンに写った画像を見ながら絵を描くための道具です。コクヨから発売されている「フェルメールのスケッチブック」という商品を使うと…
カメラに写った被写体を見ながら描き写すのが簡単になるそうです。なかなかマニアックな商品で…すでに公式ネットショップでは売り切れで楽天市場に数点在庫があるだけになっていましたが、カメラの仕組みを学ぶ事が出来ますし面白い組み立てキットだと思いました!それじゃ!また!