以前から噂になっていた富士フィルムの高級コンデジ「X100V」が正式に発表されました。事前にリークされていた情報とほぼ同じで新鮮味はありませんが「防塵防滴に対応」は事前リークにはなかった情報で驚きました。
対応と書きましたがこれは「レンズ正面側は防塵防滴にはなっていないため」完全な防塵防滴仕様にするには別売りのアダプターリングとプロテクトフィルターを装着する必要があるんです。
とはいえアダプターリングとプロテクトフィルターを買えば雨の日でもスナップ撮影が楽しめるのは魅力的!
と、最初からマニアックな防塵防滴の話からスタートしましたが「X100V」の外観やスペックを確認していきましょう!
富士フィルム「X100V」外観・スペック・価格など
今回発表されたX100Vはシルバーとブラックの2種類になりますが、こちらはシルバーです。3年ぶりのリニューアルで外観デザインが一新されました。X100Fと比較するとちょっと間延びしたデザインでネットの世界でも賛否両論。しかし…ブラックモデルの雰囲気はライカっぽくて好きです!
クラシカルから少しモダンに変化したデザインですが、素材面でも前モデルから変化があり軍艦、底面にアルミニウムパネルに変更されました。このあたりは実際に手にしてみないと分からない部分ですが高級感のある仕上がりになっているとの事。
パッと見た雰囲気では分かりませんが…チルト式モニターが採用されています。スナップ撮影で使うならファインダーがメインになると思いますが、ローアングルの撮影時はチルト液晶が便利だと思います。
また背面デザインが非常にシンプルになりました。よく見ると十字キーがないんです!グリグリ動かすジョイスティックって使いやすいのでしょうか?ここは不安要素です。(※予約して買う予定なので)
ファインダーはX-Pro3と同等の性能を誇る「アドバンスト・ハイブリッドビューファインダー」が採用されています。前モデルより見やすくクリアな視界を実現しているという事なので期待大です!デザイン的な部分だとファインダーが「丸窓」でプロ機っぽい印象になりました。
マイク端子は2.5mm、USB Type-C、HDMIマイクロ端子になっています。さすが最新モデル、Type-Cが使えるのは魅力です!
上部からチェックするとこんな感じです。X100Fと似たデザインになっていますが、感度ダイヤルは持ち上げるとロックされる仕様に変わりました。直感的で分かりやすいし好きな感じ。
X-Pro3などと同じ「X-Trans CMOS 4センサー」画像処理エンジン「X-Processor 4」を搭載しています。またレンズも第二世代に進化して非球面レンズが追加され2枚になりました。個人的にX100Fよりシャープな写りになっていると嬉しいです。
フィルムシミュレーションに「クラシックネガ」が追加されたのも魅力です!X-Pro3で撮影した写真をSNSで見ていると、クラシックネガで撮った写真が抜群に好きなんですよね。自分もX100Vを買ったらバンバン使っていこうと思います!
そのほかオートフォーカス性能も向上し、バッテリーの持ちもよくなっているとの事。まだまだ伝えたいポイントはありますが…このあたりは実際に買ってレビューする事になったら詳しく書こうと思います。
予約は2月7日の10時から。発売日はシルバーは2月下旬、ブラックが3月発売になっています。価格は164,500円前後(税別)の見込み。めっちゃ高い…でも欲しい。で、最初はブラックにしようと思っていましたが…シルバーのデザインもいい気がしてきたし発売日も早いならシルバーにしてしまおうか迷ってます(笑)みなさんは買いますか?それじゃ!また!