6月3日にAmazonから発売された新型タブレット「Fire HD 8 Plus」が届いたのでレビューを書いていきますね。自分が購入したのは「Plus」が付いたモデルになりますが、無印「Fire HD 8」も同時に発売されました。
無印とPlusのと違いは「Qiによるワイヤレス充電に対応」「メモリが強化」という2点になり、ここに魅力を感じない場合は1万円以下で買える「Fire HD 8」がおすすめです。
- Fire HD 8(32GB):9,980円
- Fire HD 8 Plus(32GB):11,980円
わが家では2014年に発売されたFire HD 6をプライムビデオ鑑賞専用で使ってきましたが、さすがに6年も使うとバッテリーの持ちも悪く全体的に使い勝手が悪くなっていたので「Fire HD 8 Plus」に買い替えることにしました。
Fire HD 8 Plus:レビュー
オレンジ色の箱を開けるとこんな感じで本体や付属品が入っていました。Amazonのマークが型抜きしてあって可愛いです。
付属品は、USB Type-Cケーブル、電源アダプター(9W)、スタートガイドなど。
Type-Cになったのは嬉しいポイント。ちなみに「Fire HD 8」に付属している電源アダプタは5W(約5時間でフル充電)になりますが、Plusモデルは9W(約4時間でフル充電)になります。少しでも充電時間を短くしたい方は「Fire HD 8 Plus」がおすすめ。
また、別売の「Fire HD 8 Plus用ワイヤレス充電スタンド(4,600円)」を使うと10Wの高速ワイヤレス急速充電が可能でFire HD 8 Plusを2時間以内に80%充電出来るそうです。有線よりワイヤレス充電の方が早いって本当なんだろうか…届いたら試してみよう。
今回のFire HD 8シリーズからフロントカメラの位置が変更になりました。これはタブレットを横向きにし「Showモード」で使った時に自然な位置になるように変更されたそうです。
以前使っていた「Fire HD 6」は背面に大きく「Amazon」と書かれていましたが、こちらはシンプルなロゴのみで好印象。マットな質感で手触りもいい感じ。
横向きで動画を見る時に便利な位置にスピーカーが配置されています。Dolby Atmos対応のステレオ仕様で予想より音がよかったです。ほとんど使う事はないと思いますが背面カメラもあります。
電源スイッチや各種ポート類はこんな感じ。
本体側面にmicroSDスロットがあり、1TBのカードまで対応しています。ですから、32GBモデルや64GBモデルで容量が足りなくなった場合はmicroSDカードにコンテンツを保存する事も可能です。
電源を入れて使ってみました
横向きでの使用がおすすめのFire HD 8 Plusなので、起動画面なども横向きだと思ったら縦位置でロゴなどが表示されました。
で、今までAmazonのタブレットや電子書籍リーダーを使っていたので、最初に言語を選ぶだけで自動的にセットアップが完了しました。
名前もWi-Fi設定も自動で完了するの最高に便利でした。
あとはFire HD 8 Plusの使い方を説明する動画が流れて準備OK!おしゃれな動画で使う前からワクワクしました。
プライム会員サービスに含まれている本やビデオをお楽しみください。と表示され「おすすめの本」がいくつかピックアップされたので試しにタップしてみました。
ホーム画面が表示されると、先ほど選んだ本が上部に表示されていました。
AmazonのFireHDタブレットは、Amazon独自のFireOSを使っているのでAndroidでは定番のGooglePlayストアを使う事は出来ません。(※裏技はありますが…)
ですから、基本的にはAmazonが提供している様々なサービスを楽しむためのタブレットと考えて購入するのがおすすめです。
Prime Videoやネットフリックスなどの動画視聴がおすすめ
わが家では寝室や様々な場所でプライムビデオやネットフリックスの動画を鑑賞するのが主な使い方になります。実際にいくつか動画を見てみましたが…今まで使っていたFire HD 6と比較すると動きもサクサクで快適です!
とはいえ…最新型のスマホやタブレットと比較するとヌルヌル感はありませんが、タブレット初心者であれば全く問題なく使えるスピードだと思います。
タブレットスタンドに固定して動画を見ると、上部にあるスピーカーが効果抜群で聴きやすかったです。やっぱりスピーカーが2つあると臨場感が違いますね。
iPad miniとFire HD 8 Plusを比較
左がFire HD 8 Plus、右がiPad mini 5です。本体サイズはほぼ同じですが、ベゼルの大きさが全く違います。Fire HD 8 Plusの画面サイズはiPad miniと比較すると縦長になっているのが分かると思います。
ですから映画などを視聴する時はFire HD 8 Plusの方がしっくりくるアスペクト比になっています。
ただし…Fire HD 8 Plusの解像度は1280 x 800 (189ppi)になるのでめちゃくちゃ綺麗という感じではありません。とはいえ粗さが目立つほどではないので、8インチだったらちょうどいいのかも。
本体の重さですが、Fire HD 8 Plusは346g、iPad miniは305gでした。片手で持って使うならiPad miniに方が軽くて楽な気がしますが、Fire HD 8 Plusは厚みがあって持ちやすく丈夫なイメージなのでラフに使える良さがありますね。
無印Fire HD 8であれば9,980円、iPad miniはWi-Fiモデルの64GBで50,380円。比較するレベルではない事は分かっていますが…動画視聴、読書、Amazonミュージックを使って音楽を聴く、なんて使い方だけにすればFire HDシリーズでも十分楽しめると思いました。
市販のワイヤレス充電器でも充電可能
純正のワイヤレス充電器が届いてないので、iPhoneで使っているQi充電器にセットしたら普通に充電がスタートして、横向きだったらShowモードも起動しました。ですから自宅にワイヤレス充電器がある方はそれを使うのもありかも。
ただし…先ほども書きましたが純正のワイヤレス充電スタンドを使うと2時間以内に80%までハイスピードで充電が可能になるので便利さやフィット感、トータルで考えると純正の勝ちですかね?
まとめ
タブレットを使ってハイスペックなゲームを楽しみたい、様々なアプリを活用して仕事もしたい!そんな方が買うとがっかりするスペックになりますが…動画視聴、SNSチェック、電子書籍で雑誌を読む。これくらいラフな使い方だったら価格以上の満足感を得られるタブレットだと思いました。
以上、予想よりレビューが長くなりましたが…個人的には大満足のお買い物でしたー!Fire HD 6は6年くらい使ったので…今回のFire HD 8 Plusも長く使えるといいな。それじゃ!また!