日本でロボット掃除機といえばアイロボット社のルンバを思い浮かべる方が多いと思います。自分も数ヶ月前に使って、その便利さに感動しましたが、価格が高いのがネックなんですよね。とくに「自動ゴミ収集機」が付いたモデルはロボット掃除機単体より価格がぐっと高くなってしまいます。
今回、発売元のエコバックス社さんからレビュー用に商品提供してもらった「DEEBOT N8+」は、前回レビューした「ルンバ i3+」より、2万5千円も価格が安いのに高性能で使い勝手も抜群です!
DEEBOT N8+(ディーボット N8+)レビュー
みなさん、ECOVACS(エコバックス)というメーカーをご存知でしょうか?実はロボット掃除機を15年以上販売しているメーカーで、家庭用ロボットブランドのトップ3の一つなんです。ですから、最新の機能を搭載していますし、何より価格が安いのが特徴です。
今回紹介する「DEEBOT N8+」の特徴は74,800円(セールだと56,100円になることも!)という価格ながら、最新機能が全部入り。まじでコスパ抜群のロボット掃除機になっています。
- 自動ゴミ収集機でゴミ捨ての手間を軽減
- 水拭き掃除も同時にできるオズモモップシステム
- 高性能なマッピング作成で効率よく掃除
- 従来タイプと比較して53%も増加した吸引力
- 他社製ロボット掃除機と比較すると価格が安い!
DEEBOT N8+は、ロボット掃除機にプラスして「自動ゴミ収集機」が付いているのが魅力です。ルンバ i3+を使ったときに感じたことですが、これからロボット掃除機を買うなら「自動ゴミ収集機」が付いたモデルを買うのがおすすめです。なぜなら、ゴミ捨ての手間が軽減されるからです。
通常のロボット掃除機だと、掃除後にダストボックスを取り出して、中のゴミを捨てる作業が必要です。とくにアレルギーがある方だと細かいホコリを吸ってしまいそうで不安なんですよね。しかし、自動ゴミ収集機があればゴミに触れることなく捨てることができます。
掃除が終わったら紙パックにゴミが収集されます。しかも、取り出すと自動でフタが閉まる構造になっているので、ゴミが撒き散ることなく安心です。
唯一のデメリットは、紙パックを使うことでランニングコストがかかることでしょうか?ロボット掃除機単体であれば、ダストボックスの中に溜まったゴミを捨てるだけなのでお金はかからないんですよね。とはいえ、紙パック1つで最大60日間捨てる必要はないので、年間で考えるとそこまでの出費にならないと思いますが。
通常のダストボックスは本体上部にあります。ロボット掃除機を掃除するときに便利な「カッター付きブラシ」も本体に装着されているのは嬉しいですね。それでは本体の構造を少しだけチェックしてみましょう。
本体底面はこんな感じ。壁や家具の側面を効率よく掃除してくれるブラシが2つ搭載されているのもポイントです。また、本体のセンサーが優秀でしっかりと部屋の間取りを把握してマッピングしてくれます。
実際にDEEBOT N8+とアプリを連携して掃除したマップが次の画像になりますが、細かな家具やベッドの脚などを避けて効率よく掃除しているのが分かると思います。
ちなみにルンバ i3+より平均10分ほど早く掃除が終わります。そして、もう一つのポイントが「拭き掃除」です。
DEEBOT N8+は、通常の掃除だけじゃなく、アタッチメントに水を入れた拭き掃除が可能になっています!もちろん拭き掃除専門のロボットではないので、ある程度の精度になりますが、ルンバとブラーバのように2台のロボットが必要なわけではなく、1台で2役なのは家計に優しくて魅力的。
水拭きモップは何度も使えるタイプと使い捨ての二種類が付属しています。使い捨てタイプは香り付きでお部屋全体がいい匂いになっておすすめ。
実際に拭き掃除をしてもらうと、こんな感じで汚れがしっかり落ちているのが分かります。
ちなみに拭き掃除を使うときは椅子やカーペットなどを事前にどかしておくのがおすすめ。
また、ルンバと比較すると少しだけサイズが小さいのもポイントです。デザイン的にはルンバがおしゃれだと思いますが、まぁこのあたりは好みがあるので、DEEBOTの方が白くてインテリアに馴染むと思う方もいるかも。
以上、簡単にDEEBOT N8+を使ってみた感想をまとめてみました。実際にDEEBOT N8+の動きや使い方などはYouTubeにアップした動画で説明していますので、気になった方はチェックしてくださいませ。それじゃ!また!