Amazonの電子書籍リーダー「Kindle Paperwhite」の新型モデルが発売されたので購入しました。第11世代になり、ディスプレイは6.8インチに大型化、充電ポートはUSB-Cポートになり、フロントライトのLED数は5個から17個に増え、輝度が最大で10%向上しました。これまで愛用してきた第10世代と比較すると、めちゃくちゃ進化しているので詳しくレビューしていきます。
新型Kindle Paperwhite11世代:レビュー
パッケージはこんな感じでした。それでは、開封して中身を確認してみましょう。
中には充電のやり方が書いた紙と、各国の言語で書かれた取扱説明書が入っていました。
そして、今回のKindle Paperwhiteの魅力でもある、充電用ケーブルです。充電端子側がmicroBからUSB Type-Cに変更されました。(電源側は変わらずUSB-Aです)最近のガジェットはType-Cを使うものが多いので、これは嬉しいポイントです。
こちらが本体です。画面が大きくなっただけじゃなく、上部と左右のベゼルは前モデルと比較するとかなり細くなっている印象です。
こちらにUSB-Cポートと電源ボタンです。
本体の重さは実測で205gでした。ちなみに第10世代は実測で185gだったので、手に持った感じも少し重くなったかな?と、感じました。とはいえ、使い始めてしばらく経過しましたが、手が疲れるほどの重さでは無いので、前モデルとの重量差を心配するほどでは無いと思います。
それでは、起動後の画面を見ながら前モデルとの違いを紹介していきます。
今回のKindle Paperwhiteには、色調調節ライトが搭載され、スクリーンの色調を明るいホワイトから暖かみのあるアンバーへ調節できるようになりました。ホーム画面上部にある設定アイコンをタップすると、このような画面になります。
左右にあるプラス、マイナスボタンをタップするか、24段階で表示されているスライダーを指でスライドすることで調整可能です。また、プラス、マイナスボタンを長押しすると、一気に最小もしくは最大に変更されます。
右側が第10世代の設定画面になりますが、色の暖かさに関する設定がないのが分かります。また、第11世代はフロントライトのLED数は5個から17個に増え、輝度が最大で10%向上しているので、今までより明るく見やすくなりました。
動作速度もかなり速くなっています。特に漫画を読んでいる時の切り替わりが爆速です。E-Inkの特性上、ページ送りをした際に一瞬暗転するのは同じなんですが、10世代より確実に暗転時間が確実に短くなっています。
これは、上位モデルのKindled Oasisとほぼ同等のスピードに進化しているそうなので、これまで第10世代を使っていて「もっさりしているなぁ…」と、感じていた方なら感動するレベルです。このあたりは最後にレビュー動画を貼っておきますので、チェックしてください。
また、ページ送りが20%高速化しただけじゃなく、読書中のハイライトやメモなども圧倒的に速くなっています。
画面が大型化したことで、一度に表示できるテキストの量も変わっています。自分はKindleで小説やビジネス書を読むことが多いので、ページ送りの回数が減るのはありがたいです。
これまでのKindle Paperwhiteも大好きで愛用しまくりでしたが、11世代を使うと、10世代には戻れないほど快適でした!まだ発売したばかりで価格が少し高いのが気になりますが、来年になれば徐々にAmazonもセールを行うと思うので、もし欲しいと思っている方がいたらセールまで待つのもありだと思います。
ちなみに、自分は漫画を大量に読むわけではないので、8GBモデルでOKなんですが、漫画をメインで読みたいなら32GBの容量が魅力のシグニチャー エディションを選ぶのもありだと思います。こちらは無接点充電(Qi)にも対応しています。
以上、新型Kindle Paperwhite(第11世代)を使ってみた感想でした!iPadやタブレットがあれば、読書専用端末は必要ないと思う方も多いと思いますが、Kindle Paperwhiteは目が疲れにくいし、何より「読書以外のことができない」のがポイントです。集中して読書したいならおすすめです。あ、それと防水になっているのでお風呂で読書もできますよ。それじゃ!また!