【レビュー】SONY SEL20F18G FE 20mm F1.8 G「動画撮影編」α7IVのブリージング補正が最強の効きで感動!

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α7IVを使った動画撮影用にFE 20mm F1.8 G(SEL20F18G)を購入しました。SEL20F18Gは、2020年の3月に発売されたレンズになるので、すでに多くのYouTuberが室内撮りやVlog撮影のメインレンズとして使っています。

広角レンズになりますが、F1.8の開放で撮影すれば適度に背景もボケてくれますし、オートフォーカスも速く、手持ちの自撮りで使っても顔面ドアップにならずVlogにも最適。そりゃ売れるよね!と、思うレンズなんですが……

唯一のデメリットは、フォーカスブリージングが酷いことです。フォーカスブリージングとは、フォーカスを動かした時に背景の画角が変化してしまうことなんですが、カメラに向かって被写体を近づけると背景がグワングワン動いてしまうんです。

フォーカスブリージング SEL20F18G

上の画像だと、被写体を近づけると右端にある扉が見えなくなり、被写体が遠ざかるとまた扉が見えるようになります。

これが続くと、画面の動きが激しく視聴者側の自分が酔ってしまうんですよね。これが気になって購入してなかったレンズになりますが、α7IVを使えば「ブリージング補正」という機能が使えるんです。これがマジで最強でした。

α7IV ブリージング補正

被写体を近づけてもボケ味が大きくなるだけで、背景の画角はほとんど変わりません。上の画像だとギターのヘッドの位置を確認してもらうと分かりやすいと思います。

ただし「ブリージング補正」を使うと、画角が少しだけクロップされます。クロップされる度合いはレンズによって違うそうですが、SEL20F18Gの場合はこんな感じです↓

α7IV ブリージング補正

体感ですが、20mmの画角が23mmくらいになったイメージです。これを許容範囲内だと思える使い方であれば、α7IVとSEL20F18Gの組み合わせは最強だと思います!

ちなみに、ブリージング補正は他社製のレンズではグレーアウトして使えなくなっていますし、SONY純正でも対応レンズは16本と限られています。

対応レンズ(2022年3月8日)
SEL14F18GM、SEL20F18G、SEL24F14GM、SEL35F14GM、SEL50F12GM、SEL85F14GM、SEL100F28GM、SEL135F18GM、SEL1224GM、SEL1224G、SEL1635GM、SEL2470GM、SEL24105G、SEL28135G、SEL70200GM、SEL70200GM2

もし、上記のレンズを使って動画撮影をしていて、ピント位置によって画角が変化することが気になっていた方なら、α7IVに乗り換えると幸せになれると思います。ちなみに「SONY FX6」もブリージング補正に対応しているので、石油王だったらFX6を買うのもありです。

その他、α7IVと純正レンズの組み合わせだと「アクティブ手ブレ補正」も強力に効くので、その辺りは昨日アップしたレビュー動画をチェックしてくださいませ。

とにかく、α7IVとSEL20F18Gの組み合わせがめちゃくちゃ気に入ったので、これから愛用していこうと思います。それじゃ!また!

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