奈良県宇陀市にある「室生山上公園芸術の森」に行ってきました。現地まで向かう道は、車のすれ違いができない細い場所もあり、本当にこんな山深い場所にフォトジェニックな公園があるのか不安になりました。
入り口は2ヶ所ありますが、この日は「北入口」しか開放されていませんでした。
入り口を入るとすぐに「観覧券発売所」があります。「一般:410円」ですが、自分はJAFの会員だったので310円で購入できました。また、開園時期や時間が季節によって違うので注意が必要です。
- 4月~10月(10時~17時)
- 3月・11月・12月(10時~16時)
中にはトイレ、コインロッカー、テーブルなどがあり休憩や飲食が可能です。アート作品の説明が書いてあったり、作者の作品集なども置いてあるので、行きか帰りにチェックするのがおすすめ。
この公園は、空間造形、環境芸術の巨匠「ダニ・カラヴァン」氏が手がけたもので、公園全体が作品になっています。
室生山上公園芸術の森
園内に入ると、波型の土盛が見えてきます。山の中にアート作品が点在していて、さらにそれが自然と同化しているので、パッと見てどれがアート作品なのか分からないものもあります。
ここから南に向かって歩いていくと、次々と大きな作品が見えてきます。
手前に見えるのが「螺旋の水路」です。渦巻き状に水の流れる浅い水路があり、中央あたりに日時計、さらに奥には1本の金木犀が植えられています。
渦巻の中央あたりに立って、少し高い場所から撮影するのがインスタでよく見る定番の撮り方かな?
金木犀なので、花が咲く季節に撮ったらオレンジ色に染まっていい感じになりそうですね。
螺旋の水路の隣には、第2の湖、天文の塔、太陽の道という作品があります。
南側にスリットがあり、ここから光が差し込むことで頭の中に光の線が描かれ、これが日時計になるそうです。また、塔に登ることもできます。
塔の階段は急で手すりもないので、お子様や高齢の方は注意が必要かも。
天文の塔から南側を見ると、棚田があり、本当にのどかな風景が広がっています。
棚田の奥まで歩いていくと、ピラミッドの島という作品があります。
橋を渡り、奥のピラミッドまで進むことができます。
その奥にも「鳥の島」という作品がありました。
まとめ
平日のお昼ごろに到着して写真を撮りながらのんびりと過ごしましたが、予想よりコンパクトな公園で1時間くらいあればサクッと見終わる感じでした。インスタ女子やカップルなども数組いましたが、写真には写り込まないくらいの人数で、めちゃくちゃ空いてました。
撮影スポットとしてはオススメですが、車で行くのは大変だし、花粉症の方は季節を考えて行った方がいいかも(笑)それじゃ!また!