ほんの少しだけイヤホン沼にハマりつつある@monestarです。これまで有線イヤホンは「final E3000」を愛用してきました。主に動画編集の使用がメインですが、フラットな音質が気に入っていて、音楽を楽しみたいときにも使っています。
しかし、最近「ウォークマンNW-A300(NW-A306)」を手に入れ、ワイヤレスイヤホンより有線イヤホンの方が高音質で音楽を楽しめることを知り、もう少し良い音を楽しめる有線イヤホンが欲しくなりました。
そこで悩みに悩んで購入したのが『SENNHEISER IE 100 PRO』です。現在のAmazon価格は11,809円と少し高いイヤホンになりますが、プロ用モニタリングイヤホンですから、楽器の音やボーカルを正確に再現してくれる素晴らしいイヤホンです。
SENNHEISER IE 100 PRO レビュー
今回購入した「IE100 PRO」は、先ほど書いたように「モニターイヤホン」です。ミュージシャンが楽曲制作やステージで、正確に楽器の音を把握できるように作られたイヤホンになります。
ですから、リスニング用に作られたイヤホンのように余韻を楽しむ音質ではなく、フラットで楽器それぞれの音が聞き分けられるような音質です。また、一般的なイヤホンより遮音性が高くなっているのも特徴です。
パッケージを開封すると、特殊なデザインになっていることが分かります。ケーブルを耳に引っかけて使う、いわゆる「シュア掛け」タイプのイヤホンです。
イヤホン本体、マニュアル類、キャリングポーチ、イヤーピース、クリーニングツールなどが入っていました。
イヤーピースは、全部で4種類。シリコンタイプのMが本体に付属していて、その他にSとLがあります。ここで驚いたのは、シリコンタイプだけじゃなく、フォームタイプも1種類付いていたことです。シリコンが苦手な方もいるし、フォームタイプを使えば音質も微妙に変わるし、好みのイヤーピースを選べるのは親切ですね。
そして、ノズルが汚れたときに掃除ができるスティックタイプのクリーニングツールも付いています。付属品が豊富なのは嬉しいポイントです。
自分が購入したのは「クリア」ですが、その他に「ブラック」と「レッド」もあります。
そして、特徴的なのは、片方のイヤホンにだけ赤いラインが入っていることです。これはスタジオなどの現場で、すぐに左右が分かるように色が分かれているそうです。見た目より実用重視なのもモニターイヤホンらしくて好きです。
ケーブルにはアジャスターも付いているので、キュッと締めることで、イヤホンの装着感を高め、服などにケーブルが擦れてノイズが入ることも軽減できます。
ケーブルをイヤホンから外して交換可能な「リケーブル」仕様です。IE 100 PROは、上位モデルの「IE 400 PRO」や「IE 500 PRO」と同タイプの端子になっているので、音質を変えてみたいとか、断線してしまった時はケーブルを変えて使えます。
SENNHEISER IE 100 PRO:音質について
プレイヤーは「ウォークマン NW-A306」を使いました。ダウンロードした楽曲を数時間聴いてみましたが、素晴らしい音質でした!(この記事もIE 100 PROで音楽を聴きながら書いてます)
さすがモニターイヤホン。ボーカル、ギター、ベース、ドラム、それぞれの音をしっかり聞き分けることができました。音場は広くないものの、正確に音が聞こえるので臨場感溢れる音質です。
例えば、ドラムのスティックでカウントする音、ギターのネックを指が滑っていく音なども、しっかり聞こえます。それぞれの楽器を耳コピしたい方にもオススメの音だと思いました。ただし、少し高音が刺さるような音質なので、自分はウォークマン側のイコライザーで高音を下げ気味にして使っています。
味付け薄めのフラットな音質ですが、全体のバランスがとにかく抜群です。少し音が硬いのが気になりますが、これだけ解像度の高い音質が11,809円で楽しめるなんて…これまで3万円以上するワイヤレスイヤホンを何種類も購入しましたが、音質に関する感動は「IE 100 PRO」の方が上でした。
これから、エイジングによってさらに音質が向上することを期待しています。とにかくファーストインプレッションは最高で、このイヤホンを買ってよかったです。それじゃ!また!