3年間使った「Apple Watch SE(初代)」ですが、バッテリーの持ちが悪くなったのと、急速充電に対応していないのが気になって、新しく「Apple Watch Series 9」を購入しました。今回の記事はファーストインプレッションということで、Apple Watch Series 9を3日間使った感想をSEと比較しながら簡単にまとめていきます。
【画面】見やすいディスプレイ性能:Apple Watch Series 9
これまで使っていた「Apple Watch SE」は、ケースサイズが40mmでしたが、新しく買った「Apple Watch Series 9」は41mmです。サイズ感はほとんど変わりませんが、Series 9はベゼルが狭いのでスクリーン領域がSEより20%ほど広くなっています。
これにより、ケースサイズ以上に画面が広く感じますし、さまざまな情報も読みやすく使いやすくなりました。
また、画面の明るさも「Apple Watch SE:最大1,000ニト」「Apple Watch Series 9:最大2,000ニト」と、かなりの違いがあり、明るい屋外での見やすいディスプレイです。
【必要?】Apple Watchの常時点灯(常時表示)
Series 9は、Apple Watch SEに搭載されていなかった「ディスプレイ常時点灯」が使えるようになっています。手首を持ち上げなくても、時計の画面がうっすら表示されているので、時間を確認するのがよりスムーズになりました。
この機能は日常生活での利便性を大きく向上させてくれます。例えば、会議中や食事時にさりげなく時間をチェックしたい時、わざわざ手首を動かす必要がなくなり、一目で時間を確認できるのは便利です。
とはいえ、常時点灯をオンにすると、バッテリー持ちが悪くなりますし、文字盤を選ばないと暗くなった状態でも文字盤が目立ちます。ですから、ここはオンにするかオフにするか迷うところですが、自分はバッテリー持ちを優先したいのでオフにしています。
【ダブルタップ】ジェスチャー機能は意外と便利
Apple Watch Series 9の新機能といえば「ダブルタップによるジェスチャー操作」です。Apple Watchを装着した手の親指と人差し指をポンポンとタップすると、画面に触ることなくApple Watchを操作することができます。
AppleのMusicアプリを使っている場合は、音楽再生時にダブルタップで「再生または一時停止」もしくは「スキップ」を使うことができます。また、スマートスタックを表示して「次に進む」もしくは「選択」も可能です。
スマートスタックは、自分の好きなウィジェットを表示することが可能ですし、Apple Watchが自動で適切なウィジェットを表示してくれるので、指をポンポンとダブルタップして順番にウィジェットを表示、そして使いたい機能を確認することができます。これが地味に便利です。特にコンプリケーションが表示されないシンプルな文字盤を使っているときは、この機能が活躍します。
【急速充電】もうSEに戻れない快適な充電性能
これまで使っていたApple Watch SEは、3年間使っていたこともあり、バッテリーの持ちが悪くなっていました。ですから充電するタイミングは「お風呂に入っているとき」と「朝食の時間帯」の2回だったんです。
この充電の必要性は、SEが急速充電に対応していないことも関係しています。急速充電に対応していれば45分程度で0パーセントから80パーセントまで回復しますが、SEは対応していないので、フル充電までにかなりの時間がかかります。
ですから、急速充電に対応したApple Watch Series 9の場合は1日1回の充電でOKになりました。これは、ほぼ24時間Apple Watchを付けっぱなしにする生活を考えている方には嬉しいアップデートだと思います。
【Apple Watch】SEからシリーズ9に買い換える必要はある?
Apple Watchは、比較的進化の少ないスマートウォッチで、例えばSeries 8から9にアップデートしたところで、あまり進化を感じられないのが現実だと思います。しかし、自分のようにSEからの乗り換えであれば、確実な進化を感じることができます。
また、SEには搭載されていない、血中酸素ウェルネスアプリや心電図アプリも使えるようになるので、より健康を意識した生活を送ることができるようになるのもメリットだと思います。
今回は、ファーストインプレッションということで、SEとの比較を中心にレビューを書きましたが、今後しっかりと使い込んで、気になる部分などがあったら、また記事にしますね。それじゃ!また!