ここは本当に日本なんだろうか?現実の世界なんだろうか?次々と現れるコンクリート像を撮影していると最初は面白いと思っていた五色園のイメージが少しずつ変わっていきます。ここはただのオモシロB級スポットじゃない!五色園は…パラレルワールドだ!
五色園
少し前に「コンクリート魂」あなたは伝説の石像作家『浅野祥雲』を知っているか!この本はB級スポットマニアのバイブル!?という記事を書きましたが本当に凄い本なんです。今回コンクリート魂 浅野祥雲大全を片手に五色園を撮影してきました!
愛知県日進市にある五色園は「日本で唯一の宗教公園」で、園内には様々なコンクリート像が配置されています。このコンクリート像の作者が「浅野祥雲」という人物なんです。彼が作ったコンクリート像には不思議な魅力があります。まずはその大きさです。身長153センチのツマーと比べてみるとその大きさが分かると思います!
これが等身大の大きさだったら、、、不気味な印象になっていたのでは!?写真で見るだけだとコレでも120%不気味なんですが、実際にコンクリート像を見ると、面白いというより「凄い!」という印象が勝るんです。(※顔を隠したらホラーになりました)
コンクリート像だけじゃなく全体的に寂れた雰囲気が写欲を刺激します。お墓なども多いので周りの方への配慮が必要ですが、よく晴れた日のお昼だったら怖いという印象はなくのんびり撮影出来ると思います。
そして五色園には物語が再現されているコンクリート像が多数あります。表情も豊かで、躍動感にあふれ、今にも動き出しそうな雰囲気なんです。
やめて!やめて!来ないで!ひぃぃぃぃ!!!!
ブンッ(鉈を振り上げる)
助けてえぇぇぇ!!!!!!!!!!!!
五色園 修復活動「浅野祥雲作品 再生プロジェクト」
五色園にある多くのコンクリート像は綺麗に塗り直されています。これはコンクリート魂 浅野祥雲大全の著者でもある大竹敏之さんを中心にして五色園のコンクリート像は修復作業が進めているからで、半年に一回くらいのペースで行われているそうですが、まだ修復前のコンクリート像も残っています。
この顔!
可愛い顔!
浅野祥雲の作品はモノクロも似合う!
特に修復前の塗装が剥がれかけた作品達はモノクロ撮影も似合います。修復された作品もいいんですが、この剥がれた塗装が光と影を作ってくれるんですよね。
五色園はのんびりと撮影するには最適な場所で…怖いとかそういう事もなくオススメです。浅野祥雲に興味があったら是非五色園へ!愛知が誇るパラレルワールドを是非体験してください!それじゃ!また!