DJIが新しく発表した「Osmo Nano」は、カメラ本体とモニター部分をマグネットで装着できるセパレートデザインを採用したアクションカメラで、Insta360の「GO」シリーズと似たコンセプトの製品だと思いました。

あちらも親指サイズの超小型カメラで、マグネットで胸元や帽子に装着してハンズフリー撮影ができるのが最大の特徴です。ただし、最新モデルの「Insta360 GO Ultra」は、少しだけデザインが変わり、よりスクエア寄りのフォルムになりました。さらに画質面や使いやすさもグッと進化しています。
ちなみに価格面では「Insta360 GO Ultra」の標準キットが64,800円とやや高め。対して「Osmo Nano」の64GBモデルは43,890円と予想以上の安さで発売されています。
これからPOV撮影用のアクションカメラを買おうと思っている方には悩ましい価格差ですね。
撮って出しの動画をチェックすると「Insta360 GO Ultra」の方がキレイだと思いましたが「Osmo Nano」はD-Log Mという後から編集しやすいカラーモードが用意されているので、よりシネマティックな表現を楽しみたいなら「Osmo Nano」かな?なんて思ってます。
また、これまでDJIの製品を使っていた方なら、同社のマイクを簡単に接続できますし、Osmo Action 5 Proと同じマグネットマウントを採用しているのでアクセサリーの使い回しもできます。ここは便利なポイント。
細かいスペックは違いますが、手軽にハンズフリーで記録したい人は「Insta360 GO Ultra」、色編集を楽しみたい人やコスパ重視なら「Osmo Nano」という選び方になるかなと感じました。
自分は、少し前に「Osmo Action 5 Pro」を買ったばかりなので、アクションカメラはしばらく買いませんが、このカメラを持ってなかったら「Osmo Nano」を買ったかも。安くて魅力的ですよね!それじゃ、また。

