ダイソーの有線イヤホンって意外と種類が多いのですが、今回紹介するのは「ハイレゾ対応イヤホン(Type-C)」です。価格は税込770円と、ダイソー商品の中ではちょっとお高めなモデルです。
しかし、このイヤホン、700円とは思えない仕様で驚きました。なんとDAC搭載でハイレゾ対応。見た目もゴールドで高級感があります。
最近、自分が使っているSpotifyがロスレス配信をスタートしたこともあり、このイヤホンを使えばその音質をもっと楽しめるかもと思って試してみました。
ダイソー「ハイレゾ対応イヤホン(Type-C)」レビュー

自分が買ったのはゴールドですが、ブラック、パープル、シルバーも販売されていました。製品の主な特徴は次の通り。
- ハイレゾ対応(最大 24bit/96kHz)
- DAC搭載(USB Audio Class 1.0に準拠)
- USB Type-C接続
- マイク付きリモコン搭載
- 対応機種:USB-C対応スマホ・タブレット・PC


パッケージには「Hi-Res AUDIO」の公式認証マークも記載されています。スペック上の対応だけでなく、正式なハイレゾ対応モデルというのが分かります。

パッケージを開けると、袋に入ったイヤホン本体が入っています。イヤピースの予備などは付属しておらず、本当にシンプルな内容です。

ケーブルは細めで安っぽいけど、ハウジング部分は思っていた以上にしっかりしています。RとLの表記も分かりやすいですね。

マイク付きのリモコンはこんな感じのデザインでした。「+」「−」で音量調整、センターボタンで音楽の再生、停止、曲送り、音声アシスタントの起動ができます。




イヤピースの質はイマイチですが、装着感は悪くなかったです。気になる方は他社製のイヤピースに交換するのもありですが、まぁ700円のイヤホンですからね。自分はそのまま使おうと思います。

iPhoneのUSB-C端子に接続してSpotifyを起動してみました。しっかりと「有線接続・ロスレス」と表示されています。

実際に音楽を聴いてみたら、予想以上に音が良くてびっくりです。もちろん、高級な有線イヤホンには負けますし、長時間の使用では少し聴き疲れするかもしれませんが、これで700円ならコスパ抜群です。

パッケージのグラフを見ると、高音域(Treble)と解像度(Resolution)は高めにチューニングされていて、中音域や低音域はやや控えめな印象です。実際に聴いてみても、ボーカルや高音が前に出てくる音質で、パッケージ通りのバランスになっていると感じました。
低音はそれほど響かず、中音域の厚みも控えめですが、音の分離感は意外と高め。最初に聴いた時の印象はかなり良く、ハッキリした音が好みの方には合いそうです。
しかし、最初に書いたように、少し聴き疲れする音質ではあります。高音域が強めなので、ゆったり音楽を楽しむにはあまり向いていないかもしれません。
通勤や通学の合間にテンションの上がる曲をちょっとだけ聴く。そんな使い方がこのイヤホンには合っている気がします。

また、USB-C端子のイヤホンなので、パソコンと接続して使うのもアリです。マイクも付いているので、ちょっとしたオンライン会議などにも対応できます。パソコンバッグの中に予備として1本入れておけば、いざという時にも安心です。
気になった方はダイソーでチェックしてくださいませ。それじゃ!また!
