α7IV(ILCE-7M4)は、SONYが「静止画と動画のハイブリッドモデル」として開発したフルサイズミラーレスカメラになるので、写真撮影と動画撮影の両方を楽しみたいユーザーにオススメです。
自分も写真と動画、両方を楽しんでいますが。外付けマイクを使うと映像のクオリティがグッとアップします。やっぱり聞きやすい音声って大事なんですね。ということで、今回は自分がα7IVで使っているマイクを中心におすすめのマイクをいくつかピックアップしてみました。
ECM-B1M ショットガンマイクロホン
SONYのカメラが動画撮影時に便利な理由の一つは、デジタルオーディオインターフェースに対応したマイクがいくつも発売されていることです。その中でも自分がお気に入りなのが「ECM-B1M」です。
α7IVはMIシューに対応しているので、このマイクを取り付けるだけで接続完了です。ケーブルや電池、さらに充電も必要なく装着するだけでハイクオリティな音声収録が可能になります。
鋭指向性・単一指向性・全指向性に対応しているので、室内での商品紹介動画撮影、屋外でのVlog撮影などなど、どんな場所でも安定した音声収録が可能です。
コロナ禍の影響でしばらく品切れが続いていましたが、最近は普通に買えるようになってきました。ただし、価格が37,200円と高いので、予算が厳しい場合は、同じような性能で価格が安い「ECM-B10(24,200円)」がオススメです。(※2023年7月31日のAmazon価格)
ECM-G1 小型ショットガンマイクロホン
最初に紹介した「ECM-B1M」は、音質抜群のマイクですが、屋外で使うと少しサイズが大きいのが気になります。もう少し気軽にVlog撮影したい方にオススメなのが、SONYの小型ショットガンマイク「ECM-G1」です。
このマイクもケーブルレスで接続できます。気になる音質ですが、手持ちで自撮りやVlog撮影するくらいの距離であれば使える音質だと思います。ただし、被写体までの距離が離れるとイマイチな音質になるので、三脚に固定して少し離れた場所から撮影するスタイルの方にはあまりオススメしません。
ECM-W2BT ワイヤレスマイクロホン
カメラから離れた場所での撮影や、賑やかな街中でのVlog撮影で役に立つのが「ワイヤレスマイク」です。SONYの『ECM-W2BT』も、デジタルオーディオインターフェースに対応しているので、ケーブルレスで撮影可能。ノイズの少ない音声収録が可能です。
ただし、こちらは充電が必要で、そのための端子がMicroUSBなので少し不便です。また、これまで紹介したマイクと違い「バッテリー切れ」の心配もあります。音質そのものも悪くないけど、最高ではありません。しかし、α7IVとの組み合わせは抜群に使いやすいのでお気に入りのマイクです。
ちなみに、マイク入力端子があるので、ECM-LV1などのラベリアマイクロホンと組み合わせて使用することもできます。(※上の画像に写っているピンマイクです)
RODE VideoMic GO II ショットガンマイクロホン
SONY以外のマイクだと、選択肢がグッと広がりますが、MIシュー対応ではないので、カメラとマイクをケーブルで接続する必要があり、これによりケーブルの挿し忘れや、挿しこみ不足など音声収録に関するミスも増えてしまうのがデメリットです。
そんな中で自分がオススメするのは「RODE VideoMic GO II」です。このマイクはオンカメラマイクとしても使えますが、USB-C端子からのデジタル出力も可能なので、パソコンと接続してポッドキャストやビデオ会議用のマイクとして使うこともできます。
ですから、カメラ用のマイクも欲しい、ポッドキャスト収録のためのマイクも欲しい。そんな方なら満足できる高性能マイクです。
まとめ
以上が、自分がα7IVで実際に使っている外付けマイクになります。最近メインで使っているマイクは「ECM-B1M」になりますが、ワイヤレスマイクの「ECM-W2BT」をメインにしていた時期もあり、どちらもお気に入りのマイクです。α7IVで動画撮影を楽しみたい方がいたら、クオリティアップのためにマイク購入を考えてみてください。いいマイクを使うと本当に聞き取りやすい動画になりますよ。それじゃ!また!