愛用しまくりのフルサイズミラーレスカメラ「SONY α7C」の最新ファームウェアアップデートが公開されました。バージョン番号はVer. 2.00になり「USBストリーミング機能の追加」「動画撮影中の瞳AFが動物に対応」「動作安定性の改善」などがアップデート内容です。
α7Cのアップデートは、専用ソフト「SystemSoftwareUpdater」を使う必要がありますが、Mac OS版は「macOS 11までに対応」になっているので、最新のOSには対応していないことになります。しかし、自分の環境「macOS Monterey(バージョン12.1)」でも、問題なくアップデートは可能でした。
とはいえ、Appleシリコンを搭載したMacではセキュリティポリシーの変更を行うなど面倒な設定があり、アップデート完了まで30分以上かかってしまったので、他のデジカメメーカーのようにSDカードにファイルを入れて簡単にアップデートできるようになってほしいですね。
今回のアップデートで「動画撮影中の瞳AFが動物に対応」したので、ペットを飼っている方には嬉しいアプデですが、個人的に「USBストリーミング機能の追加」が最高だと思いました!
この機能を使えば、特別なソフトやキャプチャーボードなどを使わず、カメラとMacをUSBケーブルで接続するだけで「ビデオ会議」や「動画撮影」が可能になります。
ここでポイントになるのはマイク部分です。
UVC(USB Video Class)、UAC(USB Audio Class)に対応したアップデートになるので、α7Cに外付けマイクを接続している場合は、ウェブ会議用のマイクを用意せずに、高音質、高画質なウェブ会議が可能になります!
ただ、PCにUSBストリーミング機能経由で、動画を保存する場合は解像度がHD720 (1280×720)になるので、4K画質に慣れている方には微妙だと思うかも。
とはいえ、これは便利な機能だと思うのでα7Cユーザーはアップデート必須です。ぜひチェックを。それじゃ!また!