AirPods Pro(第2世代)を手に入れて5日が経過しました。初代と比較して音質もよくなり、ノイキャン性能もグッと進化。個人的に大満足のワイヤレスイヤホンですが…実際に使った人の中には「ノイズキャンセリングが弱い」とか「こもったような音、音質が悪い」など否定的な口コミも見かけます。
AirPods ProはiPhoneとの接続が簡単なので、接続してそのまま使っている方も多いと思いますが、iPhone側の設定を少しだけチェックすると音質やノイキャンの効きもよくなる可能性が高いです。
もし、AirPods Pro(第2世代)の音質やノイキャン性能に満足できない方で、購入してから何も設定を変えてない方がいたら、次の5つをチェックしてください。
ファームウェアが最新か確かめる
AirPods Proシリーズは、ファームウェアアップデートにより、新たな機能が追加されたり、音質やノイズキャンセル機能が改善されたりすることがあります。AirPods Proのファームウェアは自動的に更新されますが、iPhone本体のバージョン(iOS)を含め、最新のファームウェアになっているか確認してから使いましょう。
※追記
個人的な感想ですがファームウェアが「5B58」になってからノイキャンの性能が落ちた気がします。高音域のノイズキャンセルが効かず、電車内での快適さがグッとダウンしました。現在の「5E135」でもノイキャン性能はイマイチなままです。とにかく、以前のノイキャン性能に戻ってほしいです。
「ノイズキャンセリング」はオンになっていますか?
そもそもの話ですが、AirPods Pro2のノイズキャンセリング機能がオンになっていない可能性もあります。「ノイズキャンセリング」「オフ」「外部音取り込み」から「ノイズキャンセリング」が選ばれているか確認しましょう。
イヤーチップのサイズ
AirPods Pro(第2世代)には4種類のイヤーチップが同梱されています。XS、S、M、Lの4種類から自分の耳にフィットしたサイズを選びます。次に「イヤーチップの装着状態をテスト」しましょう。
正しいサイズのイヤーチップを装着すると、音質の向上だけじゃなく、ノイズキャンセリングの品質も向上します。
例えば、自分はMサイズでもLサイズでも密閉されていると表示されますが、Lサイズだと長時間の使用で微妙に外に押し出されてノイキャンの効きや音質が悪くなることもありました。
これがMサイズだと長時間の使用でも耳にフィットして問題なかったので、ジャストサイズのイヤーチップを選ぶことも大切だと思います。
空間オーディオをパーソナライズ
これは、iOS 16から搭載された機能ですが「空間オーディオをパーソナライズ」を使うと、顔や耳の形を測定して、個人に最適化された空間オーディオのパーソナルプロファイルを作成してくれます。
Face IDを登録するときと似た方法で、顔正面のアングルを撮影、その後、左右の耳の計測も行います。これにより、自分だけに最適化された空間オーディオが楽しめるようになります。
これは完全な予想ですが、耳の形を測定することでマイクから入ってくるノイズもバランスよく除去してくれるような気がします。
「ヘッドホン調整」で音質改善
最後は「AirPods Pro2の音質を改善するための設定」です。アクセシビリティの中に「オーディオアクセシビリティ設定」があるので、ここから『ヘッドホン調整』をオンにしましょう。
カスタムオーディオを使って、設定してもOKですし、その下の「バランスの取れたトーン」「音声の音域」「明るさ」から、自分の好みの音を探し、さらに「弱め」「中程度」「強め」から、効き具合を調整します。
自分のよく聞く音楽だと「バランスの取れたトーン」で「弱め」の設定がベストでした。ただし、適用先で「外部音取り込みモード」をオンにして、カスタムすると普通のイヤホンとは違った音質になってしまうので、周囲の音が聴きづらい方以外はオフがおすすめ。
まとめ
特に「空間オーディオをパーソナライズ」と「ヘッドホン調整」の設定が効果抜群だと思うので、まだ試したことがない方がいたらぜひチェックを。それじゃ!また!
AirPods Pro2のノイキャンが弱い、音質が悪いと感じた時に試してほしい5つの設定
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音に関することなので個人差もありますが、設定を少し変えるだけで変わることもあるので、是非チェックを。
— ろんすた@変デジ研究所 (@monestar) September 28, 2022