今月は勝手にトイデジ強化月間!過去に記事を書いたカメラを含め…気に入っている変なデジカメを紹介していきます。まず最初にレビューするのは二眼レフスタイルのトイデジ「ボンザートアンペル(BONZART AMPEL)」です。発売は2012年になりますので…かれこれ5年前になります。
基本的にトイデジは高機能なカメラではないので何年たっても古く感じないのが良いところだと思います。それではボンザートアンペルの基本的な使い方や外観を紹介していきますね。
ボンザートアンペル(BONZART AMPEL)外観レビュー
ボンザートアンペルは上下にレンズがある二眼レフっぽいデザインが特徴です。ただ、本当の二眼レフではなく「上のレンズがスタンダードレンズ」「下のレンズがチルトレンズ」という感じで2個のレンズを切り替えて使うカメラになっています。
正面にある「LENS」と書かれたボタンを押すと上下のレンズを切り替える事が出来ます。左下に見えるのがシャッターボタンです。では、どうやって撮影するのかというと…
上部のフタをパカッと開いて上から覗いて撮影します。これが楽しいんですよ。本当に二眼レフで撮っているような雰囲気を味わう事が出来ます。
また二眼レフを使うようにアナログ感覚で撮影出来るのもアンペルの特徴です。
MODE切り替えは、動画、静止画、プレビューをダイヤルをカチカチっと切り替えて使います。エフェクトも同じくダイヤルを使って切り替えるんですがコレが凄く便利なんです。
設定画面からエフェクトを選ぶ必要がないので液晶モニターを見ながらサイドのダイヤルをカチカチっと回して好きな色味を選ぶ事が出来ます。このアナログ感が最高に楽しい!
もちろんこのダイヤルだけじゃなく、ホワイトバランスやシャープネスなどの設定も可能です。電源を入れMENUボタンを押すと液晶モニターに設定画面が表示されます。
次に「ノーマルレンズ」と「チルトレンズ」の違いを見ていきましょう。チルトレンズを使うとアプリなどを使わなくても上下がボケて真ん中だけにピントがあった面白い写真を撮る事が出来ます。
これをうまく使うと…普通のトイデジでは撮影出来ない雰囲気のある写真を撮ることが出来ます。特にヴィヴィッドモードが強烈で…かなり激しい色味で撮影出来るのがアンペルの特徴です。
チルトレンズは失敗写真も量産しますが…狙ったように撮れた時の快感は最高です!チルトレンズでダメだと思ったら…ノーマルレンズに切り替えて撮ればいいし本当にアナログ感覚で撮影するのが楽しい。
またホワイトバランスを太陽光や曇りに設定すると…赤みの強い激しい写真が撮れるのでこのあたりは何度か使って好きなホワイトバランスを見つけるのがオススメかな。
逆光で撮ったり強い光があると…とんでもないフレアが出現する事があります。こういう謎の写真を失敗だと思わず楽しいと感じる事が出来ればアンペルはオススメです!
歩きながら撮影したり…アンペルを振り回しながら撮影すると被写体がグンニャリと曲がる事があります。壊れてるわけじゃなく…これも味なので楽しみましょう(笑)
単三乾電池を3本使うので電池の持ちはいいです。
SDカードは底面に。また写真だけじゃなく動画も雰囲気あって楽しいんですよ。
こんな感じでデザインだけじゃなく撮影も凄く楽しいカメラなんです。最初に書きましたが…このカメラが発売されたのは5年前になるので…こんなカメラがあるの知らなかった!という方もいるのかな?と思って記事にしてみました。それじゃ!また!