次から次へ発売されるデジタルカメラ。特にコンパクトデジカメは数ヶ月で一気に値下がり新しい機種が発売になります。数年前に発売されたデジカメでも、3世代前とか4世代前の機種になってしまう事も。
で、前回レビューしたD40は2006年に発売されたデジタル一眼レフカメラでしたが、2013年の今使っても魅力的でこれからもずっと使っていきたいと思わせるカメラでした。
CONTAX Tvs DIGITAL
今回紹介するコンタックスTVSデジタルも古いデジカメで2003年2月発売です。古いデジカメになりますが、このカメラも魅力的でずっと使いたいと思わせる名機でした。まず正面から見た外観からチェックしてみましょう。
CONTAX Tvs DIGITAL:外観レビュー
フィルムカメラみたいなルックス!めちゃくちゃカッコイイ!
背面をチェックすると、液晶モニターも小さいし操作ボタン類もイマイチな感じで、古いデジカメなんだなって感じてしまいますね。しかし…手に持った時の質感は抜群です。なんと…外装がチタンなんです!
CONTAX Tvs DIGITALは10年前の高級コンデジだった!
外観をチラッと紹介したところで…実はこのカメラは当時128,000円もした超高級コンパクトデジカメなんです!ボディ外装にチタン合金を採用、レリーズボタンには人工多結晶サファイアを使用、さらにレンズはCarl Zeiss Vario-Sonnar T*です。めちゃくちゃ豪華!セレブコンデジなんです!それでこのTVSデジタルをツマーが凄く気に入ったみたいで最近使いまくってます。今回最後に載せる作例写真は全てツマーが撮影したものです。
壊れていると思ったTVSデジタルですが・・・
まずはカメラを使ってみようと純正バッテリーを入れて充電が完了。電源ボタンを押してみましたが…全く動きません。壊れているのかと思いながら…届いたダンボールをチェックすると同じ形のバッテリーが入っていました。こちらはロワの互換バッテリーでした。
古いカメラになるので純正のバッテリーは寿命切れで使えない事も多いそうです。ですから壊れたと思いジャンク扱いでオークションに出品されている事も多いんですって。
ヤフオクやメルカリで安くゲットして…互換バッテリーを買うのもありかな?なんて思いました。もちろんジャンク品を買う場合は注意が必要なんですけどね。
TVSデジタルのメニュー画面など
TVSデジタル 起動画面
液晶モニターはかなり見にくい感じです。
ISO感度に80が!
フラッシュの設定
モノクロとセピアも選べます。
起動画面やメニュー画面を少しチェックしてみましたが…液晶モニターはかなり見にくいです(笑)しかし「背面液晶をオフにして光学ファインダーを覗いて撮影する」と、フィルムカメラを使っている雰囲気で楽しいと思いますよ。
TVSデジタルのダメな点
さすがに古いデジカメなので使いにくい部分もあります。SDカードに撮影画像を保存するのに数秒かかります。一枚撮ってすぐに次を撮りたくても撮れないもどかしさ。
ゆっくり撮影するスタイルをフィルムカメラっぽいと感じれば楽しいと思いますが…最新のカメラばかり使っているとイライラするかも(笑)
それでは最後にコンタックスTVSデジタルで撮った作例写真を何枚か載せて終わりたいと思います。
コンタックスTVSデジタル:作例写真
古いデジカメですが、写りはインパクトあります。F2.8~4.8と明るいレンズを使っているのでバチッと決まるとボケも綺麗です。あとセピア設定の色味もいい感じです。はい!今回はしばらくツマーの愛機になりそうな高級コンデジ「コンタックスTVSデジタル」を紹介してみました!それじゃ!また!
CONTAX TVS DIGITAL:スペック
有効画素数:500万画素
イメージセンサ:1/1.8″ 原色CCD
レンズ:Carl Zeiss Vario-Sonnar T*
焦点距離:7.3~21.9mm(35mm判カメラ換算35~105mm相当);F2.8~4.8
レンズ構成:6群6枚
大きさ:112mm x 60mm x 33mm
重さ:約210g(本体のみ)
発売:2003年2月