キーホルダータイプのトイデジといえば「VISTAQUEST(ビスタクエスト)VQ1005」が人気の火付け役でしたが、その後似たようなスペックのキーチェーンカメラが次々と発売になりました。今回レビューする「デジクローバーサン」も同じようなデザインのトイデジです!
※どんな機種が発売されていたのか?気になった方は手のひらサイズのトイデジ大集合!VQ1005などキーチェーンデジカメ10機種撮り比べ!という記事をチェックしてください。
デジクローバーサン(DIGI CLOVER SAN):開封レビュー
DIGI CLOVER SANというネーミングのトイデジですが、中身はビスタクエスト社のVQ2005です。VQ2005をデジタルハリネズミなどで有名なスーパーヘッズという会社が外側のデザインだけ変えて発売したのがデジクローバーサンになります。(デジクローバーと表記されている場合もあります)
同じようなトイデジを大量に使ってきましたが…デジクローバーサンを使うのは初めてなんです。他のキーチェーンデジカメとの違いは少しマットな手触りのカバーが採用されてるところでしょうか。緑色も可愛いです。
先ほど中身がVQ2005だと書きましたが、カバー背面をチェックするとしっかり「VQ2005 SuperHeadz Edition」と書かれていました。
フォーカスの切り替えはサイドにあるスイッチで。近距離は人のマーク(50cm〜150cm)遠景は山のマーク(150cm〜∞)に合わせて撮影します。
サイドにはUSBコネクターがあります。
カバーを外すと電池ボックスがあるので、ここに単4乾電池を1本入れて使います。
液晶右のモードボタンを押すと、静止画の解像度、動画撮影モード切り替え、画像削除などが選べます。
特に説明するほどでもないメニューですが…とにかく電源を入れてシャッターを押せば撮れます。ポイントはシャッターを押してから撮影されるまで1.5秒程度時間がかかる事です(笑)
もちろん液晶モニターなどはないので画像をその場で確認する事は出来ません。撮影後、家に帰ってからパソコンにSDカードを読み込んで確認するスタイルです。
デジクローバーサン(DIGI CLOVER SAN):作例写真
最初の写真はフォーカススイッチを近距離に設定して撮りました。周辺は流れますが距離が合うと少しだけ背景がボケていい雰囲気に!
曇空での撮影は苦手なトイデジです。思いっきり晴れた青空じゃないと少し地味な写真になっちゃいます。
個体差なのかな?右下が思いっきり流れます。これはこれで面白いからいいんですけどね。
VQ1005のようなビビッドで激しい色味ではなくノスタルジックな色味で撮れます。
間違えてシャッターを押しちゃったんですが…思いっきり歪んでますね(笑)コレをうまく使えば電柱をぐにゃぐにゃに曲げる事も可能です。
そこまで派手な色味ではありませんが、近距離の撮影が予想よりくっきり写っていい感じでした。
写りは良い感じなんですが…デジクローバーサンが発売になったのが2010年です。ですから新品で開封しましたがカバーの一部が少しベタついていました。今から買う方は、新品でも少し外装がベタっとしている可能性もありそうなのでご注意を(笑)
とにかく他のキーチェーンデジカメと違って緑色で可愛いのが気に入りました!また使ってみます!それじゃ!また!