「フィルムってまだ売ってるの!?」「どんな人が今どきフィルムなんて使うの!?」などなど様々な意見を聞きますが…フィルムカメラの愛用者って意外とたくさんいるんですよ。と声を大にして言いたい!
しかし…実際は本当に少しの人が使っているだけ。そんな時代になっています。全世界における写真フィルムの需要は平成12年がピークで約30億本だったそうです。その後毎年20パーセント近い減退が続いているんです。
目次
写真フィルム一部製品価格改定および販売終了
これにより現在はピーク時の1パーセント以下になっているんです。そんな状態でもフィルムを作り続けている富士フイルム凄い。で、FUJIFILMのフィルム値上げ(日本国内)は2011年からスタートしました。
2011年4月:写真フィルム一部製品 +5〜15%の値上げ
2013年4月:プロ用カラーネガ、リバーサルフィルム、白黒フィルムのみ+25%前後の値上げ
その他海外でも2012年、2013年、2014年の3回値上げが実施されてきました。そして海外だけの値上げでは、、無理になったんですね。今回発表された国内値上げ幅は平均+20%前後の値上げになります。
価格改定(値上げ)対象製品
- フジカラー100
- フジカラー PREMIUM400
- フジカラー SUPERIA X-TRA400
- フジカラー SUPERIA VENUS 800
- NATURA 1600
- シンプルエース
- Water Proof
- PRO 160 NS
- PRO 400H
- PROVIA100F
- VELVIA100
- VELVIA50
- ネオパン 100 ACROS
- 業務用フィルム 感度100
- 業務用フィルム 感度400
値上げ時期は業務用フィルムが平成28年4月1日〜、その他のフィルムは平成27年10月1日からになります。
販売終了製品
- 220サイズ PRO 160 NS
- 220サイズ PROVIA100F
- 220サイズ VELVIA100
- 220サイズ VELVIA50
- CUTサイズ VELVIA100F
- 135/120サイズ PROVIA400X
今後も販売が継続されるフィルムも20%値上げになると、、、PRO400Hは1200円くらいになりそうですね。高くなっちゃうなぁ・・・
※富士フイルムが問屋および店舗向けに送った書面から引用しました。