スマホdeチェキのキャンペーンで当たったX30!FUJIFILM X30 レビュー:抜群に使いやすいEVF搭載高級コンデジがキャンペーンで当たった!という記事でファーストインプレッションを書きましたが、今回は色味について!フィルムシミュレーションとアドバンストフィルターを使ってどれくらい雰囲気が変わるのかチェックしてみました。
FUJIFILM X30:フィルムシミュレーション
X30はX20に無かったフィルムシュミレーション「クラシッククローム」が追加されました。これによって全部で11種類の色味を選択出来ます。
PROVIA/スタンダード、Velvia/ビビッド、ASTIA/ソフト、クラシッククローム、PRO Neg. Hi、PRO Neg. Std、モノクロ、モノクロ+Yeフィルター、モノクロ+Rフィルター、モノクロ+Gフィルター、セピア
これがPROVIA/スタンダードです。スタンダードから順番に載せていきます。
Velvia/ビビッドです。フィルムのネーミングが使われていますがビビッドと書かれていますし、フィルムシミュレーションを選択すると、どんな色味なのか説明文も表示されるので分かりやすい印象です。
ASTIA/ソフトです。今まで紹介した3種類は基本の色味です。どれを使っても自然な雰囲気で撮れますが、ASTIAは女性のポートレート向けだと思いました。肌の色が自然でFUJIFILMのカメラで撮った!という印象になります。
これが新しく追加された「クラシッククローム」です。説明文には「発色をおさえ暗部のコントラストを高めることで落ち着いた表現に適します」と書かれていました。地味な印象なんですが、、、これが抜群に良い色味で撮れます。
試し撮りで様々なフィルムシミュレーションを試しましたが、この色味がいいな!と思ったのは、、、ほとんど「クラシッククローム」だったので、X20ユーザーがX30に買い替えたいと思うポイントじゃないでしょうか!?
こちらはPRO Neg. Hiです。鮮やかでメリハリのある階調が得られるモードです。スタンダードよりビビッド寄りな色味ですが、赤系の色味は渋くなります。風景とか撮るならこのPRO Neg. Hiがいいかも。
PRO Neg. Stdです。彩度もコントラストも抑えめでクラシッククロームに近い印象ですが、もう少しやわらかな階調で、肌色の質感描写力に優れていますと書いてあるのでポートレート向きなんだと思いました。
FUJIFILM X30:フィルムシミュレーション(モノクロ)
モノクロモードも数種類あります。こちらは写真だけパパッと。
モノクロ
モノクロ+Yeフィルター
モノクロ+Rフィルター
モノクロ+Gフィルター
セピア
FUJIFILM X30:アドバンストフィルター
X30にはアドバンストフィルターというエフェクト機能もあります。こちらはアートフィルターとかデジタルフィルターと呼ばれる機能と同じで、簡単に面白い雰囲気の写真が撮れるのが特長です。
トイカメラモードです。今までパナソニックやペンタックスなどで「トイカメラ」というモードを使ってきましたが、、、FUJIFILMのトイカメラモードは素晴らしい!
風景や派手な被写体でトイカメラモードを使いたくなりますが、、、FUJIFILMのトイカメラモードは「人物撮影」でも使えます。肌色も綺麗に出ますし、今まで使ったことがあるどのカメラよりもトイカメラモードが素晴らしい!
ミニチュアモードです。他の会社だと「ジオラマ」とかネーミングが違ったりしますが、焦点を一部だけに合わせて残りをボカすというアレです。
ポップカラーです。フィルムシミュレーションのビビッドより、さらにビビッド。遊園地や公園などで使うのがオススメ。
ハイキーモードです。GX7のハイキーモードはポートレートなどに使っていましたが、X30はポートレート向けのモードが他にたくさんあるので、、、これは何を撮ろうか悩む感じでした。少し彩度も低めです。
ローキーです。全体を暗くつつハイライト部を強調するモードです。
こちらはダイナミックトーンです。激しく強烈なインパクト!ビル群などを撮るといい雰囲気になりそうです。
ソフトフォーカスです。ポートレート撮影で使うとふんわりいい雰囲気に。
FUJIFILM X30:アドバンストフィルター(パートカラー)
一部の色だけ抽出して残りをモノクロにしてくれるパートカラーというモードもあります。レッド/オレンジ/イエロー/グリーン/ブルー/パープルの順番でパパッと写真を。
FUJIFILM X30:露出補正
以上でX30のフィルムシミュレーションとアドバンストフィルターの色味確認は終わりですが、X30を使って便利だと思った機能の1つに露出補正ダイヤルがあります。これは本当に使いやすい。
これをクルッと回すだけで露出を補正出来るんですが、プラスマイナス3段まであるのは素晴らしい。
これだけ様々な色味やフィルターがあると、、、使いこなすのが大変だと思いますが今までのカメラもそうだったので、しばらく使うと好きなモードが決まってきます。フィルムシミュレーションに関しては、気に入った3種類を一気に撮影する「フィルムシミュレーションブラケティング」という機能があるので、これを使って好きな色味を探してみたいと思います。
FUJIFILM X30:フィルムシミュレーションブラケティング
フィルムシミュレーションモードの中から3種類を選択して、1回シャッターを押せば3種類の色味が一気に撮影出来ます。
現在使っているフィルムシミュレーションブラケティングは「PROVIA/スタンダード」「Velvia/ビビッド」「クラシッククローム」の3種類です。この3種類だと、、、クラシッククロームの打率が凄く高い!いいなって思うのはクラシッククロームでした。まだ使い始めたばかりなので、、、今後変わっていくと思いますがとにかく使いやすいカメラです。それじゃ!また!