トイデジブームを巻き起こした「VISTAQUEST(ビスタクエスト)VQ1005」という機種をご存じでしょうか?
実はVQ1005と同じような写りをする「Genie III(ジニー スリー)」という機種があるんです。2008年頃は人気でしたが…その後VISTAQUESTの人気がグングン上がり…Genie IIIは忘れられた存在に…
しかし、Genie IIIも面白いカメラです!激しい周辺減光&コッテリした色味、被写体によっては見た目と全然違う色味に写る。トイデジらしさ全開のキーチェーンカメラなんです!
Genie III(ジニースリー):外観レビュー
現在自分の手元にあるGenie IIIは中古でボロボロなので…文字なども剥げていますが外観をパパッと紹介していきます。
本体を横にスライドするとファインダーとシャッターボタン、そしてレンズが現れます。この画像を見てどれくらいの大きさか分からないと思いますが…
SDカードと比較するとこれくらいの大きさです。SDカードを入れる向きが同じような形のキーチェーンカメラと違うので注意が必要です。
上部から見ると四角いのがシャッターボタンです。で、ファインダーですが…レンズの位置とズレがあるので写真を撮るときファインダーだけを頼りにすると失敗します(笑)狙った被写体を真ん中に撮る方法は以下の記事で書いているので参考にしてください。
背面から見るとこんな感じです。このサイズですから…もちろん画像を確認するための液晶モニターはありません。
Genie IIIは単四乾電池×1本で動きます。しかし…電池を入れっぱなしだとすぐになくなってしまうので…使ったら電池を出すという事が必須の面倒なカメラです。(電池が消耗しないように改造する方もいました)
このスイッチを上にすると近距離の撮影、下にすると遠景の撮影になります。
電源を入れるとこんな感じ。解像度などの変更や動画撮影などはボタンを押すたびに切り替わります。
Normal(1280×1024)→ Low(640×480)→ High(1600×1200)→ Video(動画)→ セルフタイマー → 3連写 → Delete→ Format(SDカードの初期化)
いつもモードなどは忘れてしまうので…電源をいれたらシャッターボタンを押して写真を撮る。そんな使い方しかしていません(笑)それではGenie IIIで撮った写真を見ていきましょう!
Genie III(ジニースリー):作例写真
最近はスマートフォンのアプリでトイカメラっぽいエフェクトを使うことが出来ますが…こういうトイデジにはそのカメラでしか撮れない面白い雰囲気がありますよね。やっぱり違いますよ。
今回紹介したのはGenie IIIという機種ですが、形的には同じようなカメラが大量にあります!
形は同じでも写りは微妙に違うのでオークションなどで買うときは注意が必要ですし…同じ機種名でも製造年が違うと写りが違ったり…マニアックですが意外と奥が深いジャンルです(笑)
はい!今回はキーチェーンカメラの名機「Genie III(ジニー スリー)」を紹介してみました!あ、書き忘れていましたが…「BELL HOWELL」という会社のカメラです。
自分がこういうトイデジを最初に買ってからもうすぐ10年です。10年前も今も新鮮な気持ちで写真を撮れるカメラって少ないと思うので…これからもトイデジ使い続けようと思います!それじゃ!また!