昨日チラッと紹介した「GIZMON Bokeh Lens Illuminator」ですが、レビュー用のサンプルをギズモショップさんから送ってもらったので外観や簡単な作例写真をアップしようと思います。
GIZMON Bokeh Lens Illuminator
このレンズは様々なマウントが選べるようになっています。今回はEマウントのアダプター付属のレンズでテストしましたが…実はマイクロフォーサーズユーザーの方が楽しめるレンズだと思いました!このあたりも順番に書いていこうと思います。
開封して中身をチェックするとこんな感じです。マウントアダプター、レンズ、ステップアップリング、フィルター、ディスク、専用ポーチ、説明書が入っていました。これらのアイテムを組み合わせる事で玉ボケをハート型や星型に変化させる事が出来ます。
レンズ本体は35mmでF1.6の単焦点レンズになっています。そこまで高級感があるレンズではありませんが…F1.6という明るさは嬉しいです。
またコンパクトなレンズになっているので持ち運びも楽だと思います。で、このレンズですが…ベースはCマウントになっています。
ねじ込み式のレンズになっているので…これをマウントアダプターにくるくると回して装着します。
マウントアダプター、レンズ、ステップアップリング、フィルターを組み合わせるとこんな感じになります。一気に変態くさいルックスに変身しました(笑)
今回使ったボディはSONYのミラーレスカメラ「α6000」です。コンパクトなミラーレスで使うのが似合うレンズだと思います。
横から見るとこんな感じです。で、この状態だと普通のレンズなんですが…ポイントはフィルターに取り付ける穴あきディスクです!
ディスクは全部で20種類あります。このディスクをレンズ前面のフィルター部分に装着する事で様々な形のボケを楽しむ事が出来ます。
実際にディスクを装着するとこんな感じです。左右対称の形をしたディスクであれば向きは関係なく使えますが…LOVEという文字が書かれたディスクだけは注意が必要です。
このような向きで取り付けないと…実際に撮影した時の文字が反転してしまいます。まずはこのLOVEフィルターを使った作例写真をご覧ください!
GIZMON Bokeh Lens Illuminator:作例写真
レンズの絞りは開放でフォーカスは最短に設定。これで遠くの光を撮影すると…ボケの形がLOVEという文字になります。ポイントは「遠くの光」です。光までの距離が近いとただの玉ボケになってしまいます。
今回の作例写真は少しだけ色味を加工していますが、それ以外はトリミング無しで縮小しただけです。上の画像を見てもらうと分かりますが周辺光量落ちが激しいレンズです。トイカメラっぽい雰囲気で面白いです!
絞りを開放にするとボケの形が変化しますが…逆に思いっきり絞るとどうなるのでしょうか?今回試しにF16で撮影した画像がこちらになります。
モニター全面に大きくLOVEの文字が型抜きのように現れました!そして…奥にある被写体にピントが合います。これはこれで面白い撮影方法だと思うのでお試しください。
また普通に撮影する時でも手前に何か被写体を配置して撮影すると楽しさ倍増です。とにかくアイデア次第であれこれ楽しめるのがGIZMON Bokeh Lens Illuminatorの魅力だと思います。
マイクロフォーサーズで使うと玉ボケの形が大きくなる
最初に書きましたがこのレンズはCマウントになります。たまたまわが家にはCマウントのレンズをマイクロフォーサーズで使えるマウントアダプターがあったので同じレンズをLUMIX DMC-G8に装着してみました。この組み合わせで撮った写真がこちらです。
同じレンズですがマイクロフォーサーズのカメラを使う事でハート型のボケが大きくなりました!35mmのレンズになるので換算70mmのレンズになります。これにより玉ボケの大きさも変化するんです。
個人的にはAPS-Cのミラーレスよりマイクロフォーサーズの方が楽しいと思いました!ボケの形が大きい方がインパクトありますよね。
まとめ
こんな感じでGIZMON Bokeh Lens Illuminatorのレビューを終わります。前回の記事に少しだけ書きましたがこのレンズはフルサイズセンサーのカメラに対応していないので注意してください。とにかく使い方次第で面白さが何倍にもなるレンズですし9,680円と価格も安いのが魅力です!是非チェックを。それじゃ!また!