ついに出てしまいました。完璧なキーボードが…!PFUがHappy Hacking Keyboardの最新モデルを発表しました。全世界に熱狂的なファンを持つ通称HHKBと呼ばれる高級キーボードに…ユーザーが待ち望んでいた機能を全て詰め込んだフラッグシップモデルが登場です!
新型HHKBの魅力
今回発売されたHHKBは全部で3モデルです。
USB Type-C端子を搭載して有線接続に対応したスタンダードモデル「HHKB Professional Classic」、Bluetooth接続とUSB接続両方に対応した「HHKB Professional HYBRID」、そして…Bluetooth接続とUSB接続両方に対応し、さらに静音性が高く高速タイピングにも最適な「Type-Sスイッチ」が採用されたフラッグシップモデル「HHKB Professional HYBRID Type-S」です!
英語配列・日本語配列・ホワイトとブラックのカラーバリエーション、そして無刻印など…様々なパターンが存在して合計20機種になります。
- HHKB Professional Classic:25,300円(税込)
- HHKB Professional HYBRID:30,250円(税込)
- HHKB Professional HYBRID Type-S:35,200円(税込)
タイトルでお分かりかと思いますが…先ほど最新モデルを注文しました。この中で自分が選んだのは「HHKB Professional HYBRID Type-S」の「英語配列/白」です。
また2019年12月10日〜22日まで「新HHKB発売記念キャンペーン」が開催されています。期間中新型HHKBを購入すると先着3000名にキーボードルーフがプレゼントされます!キーボードルーフは税込だと4,400円もする商品になるのでかなりお得です!
旧HHKBから進化したポイント
まずHHKBが多くの方に愛されているポイントは高速入力に最適でチャタリングのない静電容量無接点方式のキーボードだという事です。また今回自分が選んだ「HHKB Professional HYBRID Type-S」は静電容量無接点方式でありつつ静音設計の「Type-S」キー構造が採用されています。
Bluetooth接続が可能なType-Sモデル
従来のHHKBにも「Type-S」がありましたが…有線接続モデルしか存在してなかったんです。しかし…今回の「HYBRID Type-S」はBluetooth接続が可能な「Type-S」モデルになっています!これを待ち望んでいたHHKBユーザーは多いと思います。
また従来のBTモデルでユーザーから不満が出ていた不安定なBluetooth接続も…Bluetooth4.2になった事で改善されていると予想しています。
Bluetooth接続は4台まで登録可能!
Bluetooth接続は4台まで登録可能です。あらかじめ登録しておけばキー操作で簡単に接続出来ます。
ここも1台しか登録出来なかった従来のBTモデルから進化しているポイントです!例えばiMacとiPadとMacBook AirとWindows機を登録しておけば…1台のHHKBで切り替えて使う事が出来るんです。素晴らしい。
無線でも有線でも使える
従来の無線モデルは…Bluetoothのみに対応で有線接続では使用不可でした。しかし…今回からUSB Type-Cでの有線接続でも使えるようになりました。
外出先ではBluetoothを使い、自宅では有線接続で使いたい。そんなユーザーの心をガッチリ掴む仕様になりました。
ただし…無線接続時の電源はこれまで通り「単3形乾電池×2本」になります。これはバッテリー内蔵にするとバッテリーが劣化してダメになる事があるので…長く使ってもらうためにあえて電池駆動にしているそうです。
キーマップ変更機能を搭載!
Windowsソフトになりますが、専用ソフトを使う事でキーマップが変更可能です。一度キーマップをカスタマイズすると…他のWindows機やMac、そしてスマホやタブレットで使った時も同じキーマップで使用可能です。
HHKBついにNizキーボードを追い越す
現在自分が愛用しているのはNizというメーカーが作っている「ATOM66」というキーボードです。HHKBと同じ静電容量無接点方式を採用していてBluetooth接続も有線接続も可能。キーマップカスタムも出来て…Cherry MX軸になっているので可愛くカスタムも可能。
これまで発売されていたBluetooth対応のHHKBよりも高機能で価格も半分程度。正直HHKBより魅力的なキーボードだと思っていました。
しかし…今回「HHKB Professional HYBRID Type-S」が発表された事で機能的にはHHKBが一気に抜き去りました!もちろんキー加重がバネで変更出来たりNizキーボードの方が魅力的な部分はありますが…今までNizに負けていた部分を一気に巻き返したと思うんです!
キー配列が一般的なキーボードと違うので…慣れるまで時間がかかりそうですが、ここ数年「こんなキーボードがあればいいのに…」と妄想していた希望が全て詰め込まれたのが新型HHKBです。レビュー前にこんなに熱く記事を書くなんて珍しいんですが…それくらい興奮しています(笑)それじゃ!また!
▼レビュー書きました
リンク:新型「HHKB Professional HYBRID Type-S」レビュー:このキーボードで戦っていく決意を固めた!