カメラやレンズを長く使おうと思うと…カビ対策は必須です。以前レンズを売ろうと思ったらカビが生えていて買取価格が100円になってしまった事があります。
そういったことを避けるために今までドライボックスに乾燥剤を入れて使っていましたが…ドライボックスってカメラの出し入れが面倒なんですよね。
そこで頻繁に使うカメラやレンズは防湿庫に入れた方が簡単でいいのでは!?そう思い低価格で高性能な防湿庫「IDEX D-strage DS-104M」を買ってみました!
IDEX D-strage DS-104M レビュー
今回購入した防湿庫は容量100Lの「IDEX D-strage DS-104M」になります。わが家には大量のカメラがあり、全てのカメラを収納しようと思うと最大サイズの防湿庫でも入りきらないレベルなんですが…高級な一眼レフとレンズ類だけに絞ればこのサイズでも大丈夫だと思ったのでDS-104Mを選んでみました。(※この防湿庫の収納目安はカメラ本体20~25台です)
また1人でも運べる重さとサイズというのもポイントでした。今後引越しや部屋のレイアウトを変えたい時に簡単に動かせないほど大きな防湿庫は避けたいと思ったんです。
DS-104Mのサイズは、幅380 奥行390 高さ768(mm)で、重量は14kgになるので、大人の男性であれば一人で設置できるサイズと重さだと思います。
開梱は上部のバンドを切り、外箱をググッと上に持ち上げます。
開封するとこんな感じになります。それではビニール袋なども取り外し防湿庫全体を見ていきましょう!
IDEXの防湿庫はなぜ安いのか?
IDEXの防湿庫は東洋リビングやトーリハンに比べ価格が安いのも魅力です。同じくらいの容量で比較すると…これくらい差があります。
- 東洋リビング:オートクリーンドライ 防湿庫 116L:44,246円
- トーリ・ハン:防湿庫 ドライ・キャビ プレミアムシリーズ 107リットル:47,820円
- IDEX デジタル防湿保管庫 D-strage 100L DS-104M:32,800円
もちろん価格差には理由があり、東洋リビングとトーリハンは「乾燥剤除湿方式」IDEXは「ペルチェ式」になっています。
- 耐用年数は半永久的
- 価格が高い
- 湿度を下げるまでに時間がかかる
- 耐用年数は10年程度
- 価格が安い
- 湿度を素早く下げる
乾燥剤除湿方式は昔から防湿庫に使われてきたので安心感がありますし、自分のカメラ仲間も東洋リビングやトーリハンを使っている方が多いんですよね。
IDEXが採用しているペルチェ式は10年程度と耐用年数が短いけど…価格.comの防湿庫満足度ランキングで長期間1位を獲得していますし、何より安い!
ですから、どっちがいいのか迷ってしまいましたが…コスパ重視でIDEXを選びました。
話が少しそれましたが…DS-104Mの外観チェックに戻りましょう。
IDEX D-strage DS-104M 外観レビュー
予想より高級感のある作りです。
使うことは無いと思いますが…鍵が付いているので防犯対策にもなりますし、強化ガラスを使っているので安心感があります。
内部をチェックすると「ペルチェ式除湿ユニット」が見えます。
引き出しタイプのスライド棚は、奥にしまったレンズなども取り出しやすく便利だと思います。
それぞれの棚にはスポンジがセットされているのでレンズやカメラが傷つきにくくなっています。
背面をチェックすると除湿ユニットが。
電源プラグの差し込みがサイドにあるのでプラグが飛び出さなくていい感じです。
IDEX D-strage DS-104M 使用感(口コミ)
電源を入れてみました。上の写真だと59%と表示されているLEDの明るさは3段階で調整可能です。暗い部屋でLEDが眩しいと感じた場合は少し暗くする事が出来るんですね。
実際にカメラやレンズを入れるとこんな感じです。棚の右側にはLED庫内照明が付いていました。これは上部の操作パネルでオン/オフ出来ます。
DS-104Mを使ってみると、やっぱりスライド棚が便利だと思いました!かなりの本数のレンズを収納出来ますし、何より見やすいし取り出しやすいです!
自分が持っているカメラの多くはミラーレスだったり小型の一眼レフになるので…少しだけ棚に余裕が出てしまいました。そこで「コの字型のアクリル板」を使い二段で収納出来るようにしてみました。棚板を買わなくても収納力をアップ出来てオススメ!
カメラを入れて20分ほど経過したら設定した40%になりました。ほんとにグングン下がって驚きでした。しかし…本当にコントローラー部の湿度表示が正確なのか気になったのでドライボックスに入っていた湿度計を防湿庫に入れて測ってみました。
ほぼ同じ湿度になっています!これなら安心です。
まとめ
IDEXの防湿庫は標準モデルで、60L、100L、130Lの3種類が用意されています。
自分は100Lを購入しましたが、持っているカメラやレンズの数が少なければ60Lが価格も安くオススメかも。逆に130Lはかなり高さが出るので…他社から発売されているワイド型の方が使いやすそうなイメージです。
防湿庫の性能ですが、自分が購入したのは冬になるので…梅雨のジメジメしたシーズンにならないと防湿庫の実力が分かりません。
しかし…カメラをカビから守る目的だけじゃなく整理整頓という意味でもオススメだし…ドライボックスより見た目もいいし…買ってよかったです!それじゃ!また!