富士フイルムから発売中のインスタントカメラ「instax mini Evo」を購入しました。チェキといえばシャッターを押すだけでカードタイプの写真がプリントされるアナログなカメラというイメージがありますが、こちらはデジカメ機能も使えるハイブリッドタイプになります。
スマホの中に保存してある写真をプリントすることも可能なので、チェキプリンターとして使いたい方にもおすすめ。
これまでも似たようなコンセプトの「instax mini LiPlay」というカメラが発売されていましたが、mini Evoは「撮影する楽しさ」が、グッとレベルアップ。大人気だったフィルムカメラ「NATURA CLASSICA」に似たデザインも秀逸ですし、とにかく楽しさが溢れまくるカメラに仕上がっていました！
instax mini Evo：外観〜操作感レポート
シルバーボディにブラックの張り革がかっこいい！フィルムカメラっぽいデザインになっていますが、ファインダーはありません。正面には、自撮り用のミラー、シャッターボタン、フラッシュ、そして左下に電源スイッチがあります。
操作ボタン類は少なめでシンプルです。ただし、普通のデジカメと違ってチェキは縦位置で使うことが多いので、ボタン類の表示は横向きです。
メニュー画面も縦向きなので、こんな感じで操作します。
写真はカメラ上部からプリントされます。で、プリントするときは、フィルムカメラの巻き上げレバーみたいな「プリントレバー」を使います。操作音がカチカチカチと鳴るのも楽しいポイント。
カメラ上部には左から、フィルムエフェクトを操作するダイヤル、アクセサリーシュー、エフェクトリセットボタン、シャッターボタン、そして先ほど紹介したプリントレバーです。アクセサリーシューがあるのでLEDライトを装着するのもありだと思います。
充電は付属のケーブルを使います。端子はマイクロUSBです。その隣にあるのがmicroSDカードスロットです。普通のSDカードは使えないのでご注意を。
充電中は赤いLEDが点灯します。2〜3時間でフル充電。フル充電時からプリントできる枚数は約100枚です。ただ、撮影メインで使うとプリント枚数は少なくなります。
フィルムは裏蓋を開いて装填します。フィルム側と本体の黄色いマークを合わせて入れるのがポイントです。
instax mini Evoは、10種類のレンズエフェクトと10種類のフィルムエフェクトを組み合わせて使えるカメラになっています。レンズダイヤルとフィルムダイヤルを操作することで100通りの表現が可能に！これらのエフェクトは、本体のダイヤルを回して操作するんですが、これがめちゃ楽しいです。アナログ操作とデジタルがミックスされた雰囲気で最高。
また、実際にプリントするときも、デジタルとアナログが交差するギミックが面白いんです。
液晶モニターに表示されたフィルムの画像が上に移動すると、本体から本物のフィルムが出てくるんです。
ちょっとしたことなんですが、これがワクワクするんですよ。で、プリントされた写真はアプリ経由でスマホにも保存できます。
こんな感じでチェキのフレーム付きの画像に加工できるので、SNSなどにシェアする場合もいい感じです。ちなみにアプリ側では背景の色なども変更可能です。
背景を画像にすることもできます。
撮影しているときも楽しいカメラですが、撮影後も楽しいのが「instax mini Evo」の魅力だと思います。
instax mini Evo 作例写真
instax mini Evoで撮った写真はマイクロSDカードに保存されるので、パソコンなどに保存して楽しむこともできます。この場合、チェキのフレームは無い普通の写真になりますが、エフェクトなどはしっかり記録されています。プリントしなくてもトイデジっぽい写りで楽しいです。
スマホの中に保存した写真もプリントできます。
カメラで撮影した写真だけじゃなく、スマホに保存してある写真もアプリ経由でプリント可能です。
例えば、タブレットで描いたイラストなども、アプリ経由でプリントできるので、自作イラストをチェキでプリントする使い方も楽しいと思います。
まとめ
まずはファーストインプレッションということで、簡単に使ってみた感想を書きましたが、まだまだ紹介してない機能がありますので、もう少し作例が増えたら改めてレビューを書きますね。instax mini Evoは少し高い価格だったので、迷いましたが、実際に使ってみたら楽しくてワクワクするカメラで最高でした！それじゃ！また！
