FUJIFILMから発売されたinstax SQUARE シリーズのエントリーモデル「instax SQUARE SQ1」を購入しました。シンプルで可愛いデザインと簡単操作がポイントのチェキになっていて、通常のフィルムより大きなスクエアタイプのフィルムを使うインスタントカメラになっています。
スクエアフォーマットのチェキを使うのは初めてでしたが、広々した画角の写真が撮れるのでちょっとしたお出かけで風景と人物を一緒に撮影するのが楽しいカメラだと思いました。
その他の作例写真は後ほど載せる事にして…まずは外観やフィルムの入れ方、そしてこのカメラのデメリットなどを紹介していきます。
instax SQUARE SQ1 外観レビュー
レンズの隣にある小さな丸がシャッターボタンです。ストラップは本体両サイドに取り付け可能なので、両吊りタイプのカメラストラップを使う事も出来ます。電源ボタンなどは無くレンズ周りをクルッと回転させる事で電源がオンになる仕組みです。
本体背面はこんな感じ。フィルムを入れる場所と電池ボックス、ファインダーがあるだけです。
乾電池はCR2を2本。こんな感じで入れます。とりあえずこれで準備OKなので実際にフィルムを入れてみましょう!
instax SQUARE SQ1:チェキフィルムの入れ方
まずは背面の蓋を開きます。
フィルムは先ほど書いたようにスクエアフォーマットタイプを使います。通常のチェキよりかなり大きいです。
チェキを使った事がある方だったらご存知だと思いますが、フィルムの右上にある黄色い目印と本体の黄色い目印を合わせてセットします。蓋をカチッと閉めたら1回シャッターボタンを押しましょう。
最初の1枚は遮光板になっています。この遮光板は必要ないゴミなので捨ててもOKです。またこの後は普通の写真がプリントされるのでご注意を。
電源の入れ方、セルフィーモードの切り替え
レンズ周りを手で持ちぐるっと回転させると電源が入ります。さらにグッと1段回すとセルフィーモードになります。セルフィーモードにするとレンズもグッと長くなります。
セルフィーモードにすると近距離での撮影が可能になりますが、自撮りの場合は画角が狭くなるのでご注意を。っていうかセルフィーモードだったら画角広いままにして欲しいです(笑)
フィルムが入っているか確認する方法
本体背面には小窓があり、ここをみて「黄色」になっていればフィルムが入っているという事になります。またフィルムが入っているとカウンター部分も動いているので枚数確認も出来ます。
instax SQUARE SQ1が使いにくい部分
instax SQUARE SQ1はシンプルで可愛いデザインのチェキになりますが…シャッターボタンの位置が微妙です。普通にパッと持つとこんな感じでシャッターボタンの上に指があたってしまいます。
電源が入って状態でカメラを持っただけで…シャッターボタンを押してしまう可能性が高いんです!
この写真は手に持った時に間違ってシャッターを押してしまった失敗写真です。
スクエアタイプのチェキはフィルムが高いので1枚1枚が大切なんですが…グリップ部分のデザインが悪い事でこういうミスも増えてしまう。これは非常に残念です。
ですから使用時は「手に持ってシャッターボタンの位置を確認してから電源オン」という流れを身体に叩き込む必要があります(笑)
instax SQUARE SQ1:作例写真
それでは今回instax SQUARE SQ1を使って撮影した写真を数枚アップしていきます。カードタイプのチェキより画質もいい気がしますし、何よりサイズが大きいので写真がジワジワと表示される時のワクワク感が普通のチェキとは違いますね。
風景を撮る時などはファインダーを覗いた構図とほぼ同じになりますが、セルフィーモードにするとかなり構図がズレます。
30センチから50センチくらいの距離でピントが合いますが、ファインダーの中心部分を少し右上にずらして撮影しないと狙った構図で撮れません。これはフィルムを何個も使って練習あるのみですね。
また50センチというのが微妙な距離でテーブルフォトなどで使う時はセルフィーモードにするか通常モードにするか迷うところです。
この写真の構図は狙い通りですが…コーヒーカップやトーストが微妙な近さでピンボケになってしまいました。
また電源オンにしたつもりがレンズ周りを回転させすぎてセルフィーモード側になってしまった場合も構図はずれるしピンボケになるし…酷い失敗写真になるので注意が必要ですね。
こんな感じで初回の撮影は失敗も多かったわけですが…チェキはデジカメとは違った撮影の楽しさがあります。シャッターボタンを押してしまいがちなデザイン以外は気に入ったのでしばらく愛用出来そうです!それじゃ!また!