自分が使っているiPhone Xは動画も綺麗に撮れる機種になりますが、iPhoneに内蔵されているマイクって基本的に通話用に設計されているので、クリアな音声のムービー撮影を楽しもうと思うと…外付けマイクが必要になるんですよね。
旅行先や居酒屋など周りが賑やかな場所だと…自分の声がノイズにかき消されて何を喋っているのか分かりにくい。そんな経験はありませんか?
そこで外付けマイクを買おうと思ったんですが…高品質な録音が可能なマイクだと1万円近くする高いアイテムが多いんですよ。
最初は「RODE VideoMic ME-L」を買おうと思いましたが…まずは手軽に安いアイテムで試してみることにしました。
わが家にはLUMIX DMC-G8で使っている激安のピンマイクがあったので、これをiPhone Xに接続出来れば簡単でいいかも!そう思いましたが…そもそもiPhone Xにはイヤホンジャックがありませんし、ライトニングの変換ケーブルを使って接続してもウンともスンとも動かない。
そこで今回試してみたアイテムがコチラ!
スマホやタブレットの4極音声端子(CTIA規格)に汎用的なイヤホンマイクを接続できるケーブルです。価格は590円。
先ほど紹介したバッファローのピンマイクは現在239円なので…両方合わせても829円。1000円以下の出費でiPhone Xのムービー撮影が楽しくなりました!
赤と緑で二股に分かれているケーブルになっていて、マイク端子(メス)とイヤホン端子(メス)になっています。そもそも安いピンマイクだけだと音を拾わない理由は…3極ピン接続マイクという事が理由でした。iPhoneの場合は4極プラグを使わないとマイクとして認識してくれないそうです。
左が今回買ったケーブルの端子。右がバッファローのピンマイクです。左の端子にある白い線は3本で4つに分かれているので4極プラグ。右は黒い線が2本で3つに分かれているので3極プラグというタイプになっています。4極プラグはマイクを認識するけど3極プラグはマイクNGって事らしいです。
ですからコレを…
このように接続する事でiPhoneがピンマイクを認識します。それではこのセッティングで撮った動画をご覧ください!
iPhone Xの内蔵マイクとピンマイクの比較をしてみましたが…かなり違いますよね?
例えばiPhoneのボイスメモ機能を使いたい場合はピンマイクを使うとしっかりと声が撮れて便利だと思います。今回の動画は少し離れた場所まで移動しているので上記の2アイテムにプラスして1メートルのヘッドホン延長ケーブルも使いました。
とにかくケーブルは邪魔ですが…1000円以下の出費でiPhone Xのムービー撮影がここまで変わることが分かったので…しばらく使ってみてそれでも物足りないと思ったら高級なマイクに乗り換えていこうと思いました。それじゃ!また!
※追記
しっかりとiPhoneを固定した状態であれば問題なく使えますが…アダプターの接続部に触れるとノイズが入る事があります。また録音がストップしてしまう事もありました。ですから安定した録音を目指すなら…もう少ししっかりとしたマイクを買う必要があると思いました。