昨年のフォトキナ2018でパナソニックがとんでもないレンズを発表しました。何と…35mm換算20mm-50mmのズーム全域でF1.7が使える大口径ズームレンズです。発売日は8月22日で価格は27万円(税別)になっています。とんでもない価格なので…最初は全く興味がなかったのですが発売が近づいてきたら突然欲しくなってしまいました!
マイクロフォーサーズ用レンズ「LEICA DG VARIO-SUMMILUX 10-25mm/F1.7 ASPH.」(H-X1025)
まずズーム全域でF1.7の開放値を実現したレンズというのは世界初になります。世界初のレンズと聞くと…それだけで使ってみたい気がしませんか?(笑)
そして35mm判換算20-50mm相当の画角すべてでF1.7が使えるという事は…超広角、広角、準標準、標準の単焦点レンズを持ち運ぶより、これ一本で全てをこなしてくれるので旅行や撮影時の荷物がグッと減る事になります。
もちろん「SUMMILUX 10-25mm/F1.7」本体は巨大で重量も690gとヘビー級ですが…
超広角20mm、広角24mm、広角28mm、準標準35mm、標準50mmの代表的な5つの焦点距離をカバー
公式サイトではこれ1本で大口径単焦点レンズ5本分だとアピールしているんです。出先でレンズを付け替える必要もないし…LEICA銘のレンズになっているので描写力にも期待してしまいます。風景写真、テーブルフォト、ポートレートなどなど…様々な望遠側が必要無かったらこれ一本で何でも撮影出来ちゃうんです。もちろん防塵・防滴仕様です。
自分は写真系のブロガーなので…静止画撮影がメインになりますが「YouTubeチャンネル」もコツコツ頑張っているので動画撮影にも使える便利なレンズというのもポイントになります。
このレンズは「絞りリングがクリックレス仕様」になっているので…動画撮影時にふわっと絞りを変化させる事が可能になります。さらに今までのレンズとは違い絞りリングを回転させる事で0.1単位で絞りを調整可能になっています。これも凄いですよね。
またインナーフォーカス方式になっているので動画撮影時の静音性にも優れています。そして…自分がこのレンズに惹かれている最大の理由は…
35mm換算「20mm F1.7」の広角レンズとして使いたい
自分は「LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm / F2.8-4.0 ASPH.」というパナライカの超広角ズームレンズを使っています。このレンズも最高なんですが…F値が「F2.8-4.0」なんです。
特に10mm(換算35mmだと20mm)付近で使うとF3.2と背景ボケがあまり楽しめないのが気になっていました。広角側でしっかりと背景をボカすことが可能な広角レンズというと…今までは「LEICA DG SUMMILUX 12mm / F1.4 ASPH.」を使っている方が多かったのですが…12mmという画角が自撮りには少しだけ狭いんですよね。
しかも現在のAmazon価格でも113,115円と高額です。オリンパスには「M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO」というレンズがありますが…8mmだけと考えると微妙に悩んでしまいます。
そこで…「LEICA DG VARIO-SUMMILUX 10-25mm/F1.7 ASPH.」です!このレンズなら今までマイクロフォーサーズ用のどのレンズでも味わえなかった「20mm F1.7」という自撮りに最適な画角と適度な背景ボケが楽しめるんです。これが今自分の物欲を刺激しまくっている理由です。
LEICA DG VARIO-SUMMILUX 10-25mm/F1.7の価格について
最初に発売日は8月22日で価格は27万円(税別)のレンズだと書きましたが…楽天市場での予約価格をチェックすると…マップカメラ、カメラのキタムラ、カメラの大林などなど…大手のショップで「209,950円」になっていました。
発売直後は20万円ちょっとで推移しそうですが…半年くらいで20万円以下になる可能性がありそう!と、なると…もしかして!?という気持ちになってしまったんです(笑)問題は…690gという重量です。自分が使っているLUMIX G9 PROに装着するとトータル1,348gになります。貧弱な自分に耐えられるのか不安です(笑)
という事で…「LEICA DG VARIO-SUMMILUX 10-25mm/F1.7 ASPH.」が突然欲しくなってる話をダラダラと書いてみました。それじゃ!また!