昭和59年に建てられた「名古屋ポートビル」に2色の螺旋階段があると聞いたので見てきました。名古屋ポートビルは、名古屋港ガーデンふ頭にある『白い帆船をイメージしたビル』です。水族館などが近くにあるので、昔から知っていましたが中に入るのは初めてです。
撮影日は雨の日曜日で朝から駐車場は大混雑。しかし、水族館が目的の家族連れが9割以上。名古屋港ポートビルに向かったのは自分たちだけでした。
名古屋港ポートビルには、有料の展望室や名古屋海洋博物館などもありますが、今回の目的はポートビルの両サイドにある螺旋階段ですから無料で見学できました。ビル内にはエレベーターもあるので、階段の利用者はほとんどいません。ですから、撮影スポットとしては穴場だと思います。
東側の螺旋階段を下から見上げて撮りました。天井部分は六角形で5階まで渦を巻くように続いています。螺旋階段は撮影する角度によって表情が変わるので、何枚も何枚も撮影したくなります。
実際の螺旋階段は、もう少し色褪せた黄色ですが自分はRAW現像で金色っぽく仕上げました。次の写真は最上部から見下ろしたものになりますが、これはこれでいい感じ。
黄色の螺旋階段を登ると、さらに展望フロアへ向かう階段があります。
こちらは壁紙が剥がれていたり、古さを感じる暗い階段です。この階段の先には展望フロアがあるので、チケットを買ってないと入れないのでご注意を。
黄色の螺旋階段を撮りまくったので、次は「青色の螺旋階段」に向かいます。一階の受付前を逆サイドに歩くとすぐに分かると思います。
こちらはブルーとシルバーの対比が美しい螺旋階段です。普通に真下から撮ると青が少なめになるので、少しだけずらして撮った方がいいかも。
こちら側の階段は、通行止めで登れなかったので上部から見下ろした写真は撮れなかったけど、どちらの螺旋階段もアートを感じるデザインですごくよかったです。
昭和生まれの古いビルなので、今後メンテナンスなどで塗り替えになる可能性もあると思います。いい感じのさびれ具合が気に入ったので、もうしばらくこの雰囲気が続いてほしいです。それじゃ!また!