猫の形をしたデジタルカメラ「ネコノデジタルカメラ」を使ってみた感想を以前書いた事がありますが…新品未開封のネコノデジタルカメラ(白猫バージョン)が引っ越しの時に発掘されたので簡単にレビューを書いていきますね!
このカメラはリサ・ラーソンがデザインした猫をベースにしている商品が最初に発売され、その後「黒ネコバージョン」と「白ネコバージョン」が発売になりました。
どれも可愛いんですが…今回紹介する白猫バージョンはツルッとした陶器のような見た目で表情もなく…あまり売れなかった商品だと思います(笑)
ネコノデジタルカメラ(シロ)レビュー
パッケージを開くと各部の説明が書かれています。そもそもコレを見てカメラだと思う人は少ないのでは!?
ネコの右目がレンズ、腰のあたりにシャッターボタン、お腹にはUSBポートとmicroSDカードスロットがあります。それでは開封して詳しく見ていきましょう。
中に入っていたのはカメラ本体と充電に使うアダプターやテレビに接続するケーブル、説明書など。
はい、こちらがネコノデジタルカメラの本体です。右目がレンズ、左目はセルフタイマーを使った時に光るライトになっています。
腰のあたりにある四角いボタンがシャッターです。しっぽにある2つのボタンはモードボタンと選択ボタンです。
左からリセットボタン、USBポートとmicroSDカードスロット、一番右が電源ボタンです。足の裏には磁石が付いているので冷蔵庫や様々な場所に貼り付ける事も可能です。
ネコノデジタルカメラは乾電池を使わずケーブルで充電するんですが…ケーブルを挿したルックスがかなり面白いんですよ(笑)
これですよ?お腹にザクッと刺さっていてかわいそう(笑)
本体の充電は約一時間半で、充電が終わるとオレンジ色のLEDが消灯します。
このカメラは写真だけじゃなく動画も撮影出来ます。またセルフタイマーを使った撮影も出来るんですが…今どのモードになっているのかは後頭部にあるライトの色で確認します。
緑色になっていれば静止画撮影モードです。
青色のランプは動画撮影モードです。もう一度モードボタンを押すとインターバル撮影モード(1秒に1枚撮影し続ける)になり、青と緑両方のランプが点灯します。
さらに…もう1回モードボタンを押すと「セルフタイマーモード」になります。この時LEDは緑色で静止画撮影モードと同じなんですが…正面から見るとネコの左目がオレンジ色に点灯しています。
めちゃくちゃ分かりにくいでしょ(笑)このカメラは本体だけでも撮影出来ますが…モニターグラウンドという別売りの商品を使うともう少し細かな設定が可能になります。
ネコノデジタルカメラ本体を充電して…モニターグラウンドも充電して…さらに電源も別々になっているので、凄く使いにくいアイテムです(笑)
しかし、これがあれば構図を確認して撮影する事が出来ますし、モニターグラウンドに接続した状態でモードボタンを長押しすると「メニューモード」が表示され本体だけでは設定できないモードが使えるようになります。
画像サイズの設定、モノクロモードの設定、動画サイレントモードのオンオフ、これらの設定がモニターグラウンドを使うと出来るようになります。
トイデジ好きな人だったら分かる人もいると思いますが…このメニュー画面は「デジタルハリネズミ」と同じです!(マニアックすぎ? 笑)
ですから写りもデジタルハリネズミに近い雰囲気になっています。ということで試し撮りしてきた写真をご覧ください。
ネコノデジタルカメラ(シロ):作例写真
これ普通に晴れたお昼に撮影した写真なんですが…夕暮れ時に撮ったような雰囲気になっています(笑)まさにデジタルハリネズミ直系の変な写りです!
全体的にビビッドな写りで明るい部分は白飛びしてしまいます。
見た目も可愛いけど写りもポップなので遊園地や動物園で撮影するのが楽しいと思います。
またあまり明るい場所だと白飛びが目立つので…日陰や少し曇り空の日に使うのがオススメ。
また、先ほど書きましたがモニターグラウンドを使うとモノクロ撮影も可能になります。液晶画面も見にくいし操作しにくいので屋外でアレコレ設定するのは面倒なんですが…モノクロ写真もデジタルハリネズミっぽい雰囲気でオススメです。
とにかく見た目があれなので…人が多い場所で撮影していると変な目で見られるカメラですがトイデジらしい写りが楽しめておすすめです。
以上、数年ぶりにネコノデジタルカメラを使ってみた感想を書いてみました。発売当時は価格も高く口コミも少なかった機種ですが…Amazonでの価格はモニターグラウンド付きで9800円、白猫バージョンは本体だけで4750円だったり買いやすい価格になっています。(※2017/10/01の価格)
以前買おうと思ったけど悩んでいたという方がいたらもう一度チェックしてみては?それじゃ!また!