少し前にニコンが、RED監修による新しいイメージングレシピを公開しました。全部で9種類のイメージングレシピがあるので、全て『Nikon Z50II』にインストールして、写真撮影を試してみました。
REDのイメージングレシピなので、動画で使う方が多いと思いますが、シネマティックな色味はFUJIFILMのカメラが好きな方にも刺さりそうな雰囲気で、自分は気に入りました!
RED監修イメージングレシピ:作例写真

ニコンのイメージングレシピは、スマホやブラウザから「Nikon Imaging Cloud」にアクセスして、好きなレシピを保存、その後カメラに登録します。Nikon Z50IIの場合は、全部で9つのレシピを登録できるので、今回はRED監修のレシピを全て登録しました。









今回のイメージングレシピですが、RED監修のものは「カメラ側でアクティブD-ライティングを[より強め]もしくは[より強め1]に設定していただくことを推奨」と書かれています。
これの設定で「ハイライトの白とびを抑えシネマのように豊かな階調を表現できる」そうです。ただ、実際に撮影してみると、9つ全てのレシピで「より強め」にすると、少しシャドーが持ち上がりすぎる気がしたので、今回は「強め」にして撮影しました。

ファインダーを覗きながら、その場の雰囲気にあったレシピを選んで撮影する。そんな使い方が楽しかったです。個人的に好きだったのは、グリーン系の色味が強めに出て少し派手なトーンの「CineBias-C」や「CineBias-CC」、そして淡く切ない雰囲気の「CineBiasOffset」です。




RED監修のレシピですが、個人的に「冬が似合う」と思いました。もちろん、どんな季節でも使えるレシピですが、冬の寒さや切なさを表現するような写真が撮れていい感じです。



ちなみに、今回使ったカメラは「Nikon Z50II」で、レンズは「NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR」です。18-140mm、接写も得意だし本当に便利なズームレンズでお気に入りです。
あと、うっすらソフト効果がかかるK&F CONCEPTのブラックミスト1/4フィルターを使いました。これがまたシネマティックな雰囲気を醸し出して良かったのかも。


これまで、Z50IIに登録していたレシピはクリエイターやニコン純正のものでしたが、しばらくRED監修のものにして使ってみます。今回は写真撮影でしたが、次は動画撮影も試してみようかな。それじゃ、また。






