豊田市美術館でアラーキーの愛称で親しまれる写真家「荒木経惟さん」の写真展が開催されています。6月29日まで開催されていて5月11日には荒木経惟さんを豊田市コンサートホールに迎え1部ではジャズコンサート、2部では瀬戸内寂聴さんとの対談、しかも司会は阿川佐和子さんと超豪華なイベントも開催されます。
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荒木経惟写真展「往生写集」
荒木経惟写真展「往生写集」は豊田市美術館の1階、2階、3階を使った写真展で全部で28シリーズ・約1000点もの写真が展示されています。デビュー作「さっちんとマー坊(1963年)」からスタートして、有名な陽子が小さな船の中で眠っている写真を含む「センチメンタルな旅(1971年)」などなどアラーキー初期作品から現在に至るまでまさに大個展。
今回の個展は「顔・空景・道」3つのテーマになっていますが、特に前半のインパクトが凄かった!後半は「道」のテーマになりアラーキーが癌宣告された後の作品群。アラーキーの写真は写真集などを含め何度も観ていますが、、、そのほとんどが初期作品だったので、後半の写真で「今アラーキーがどんな写真を撮っているのか」も観れてよかったです。
写真集などで見る写真と確実に違うのは、、、やっぱり写真の大きさです。そして展示数。壁一面に貼られた写真は本当に圧倒されました。まだまだ会期は長いので、、、東海地方にお住まいの方はチャンスですよ!ここまで凄い写真展はなかなか見れないと思いますので是非チェックを。また豊田市美術館周辺は撮影スポットとしてもオススメです!