インスタグラムやYouTubeでもよく見かける「テーブルの上に被写体を置いて真上から撮影した構図」、あれはどうやって撮影しているのか気になっている方も多いのでは!?もちろん真上から撮影している事は分かりますが、問題はどうやってカメラをセッティングするかです。
三脚に俯瞰撮影が出来る機能が搭載された商品も販売されていますし、すでに三脚や雲台を持っている方だったらスライダーを買う事で俯瞰撮影が可能になります。このあたりは「どれがおすすめ?真上から撮る「俯瞰(ふかん)撮影」に使える三脚、スライダー5選!」という記事に買いてあるのでチェックしてもらうとして…今回は自分が実際に俯瞰撮影で使っている機材を紹介していこうと思います。
俯瞰撮影セッティング
実際に俯瞰撮影を試すとこんな感じです。同じ機材を使ってもカメラが違うとバランスが崩れて倒れやすくなったりするので注意が必要ですが、試行錯誤してこのスタイルに落ち着きました。ポイントは「アームを斜めに設置する事」です。分かりやすいように横からチェックするとこんな感じです。
斜め上にカメラを設置すると真横にセットするより重心が少しだけ三脚よりになるので安定します。さらに高さも高くなるので俯瞰撮影時におすすめのセッティングです。ちなみに以前はこんな感じでした。
この状態だとカメラ側に重心があるので逆側に重りを付けないと三脚が倒れてしまうんです。俯瞰撮影は目的に応じて様々な機材やセッティングがあるので…人それぞれ違いがありますが最適なセッティングを見つけるまでが大変だと思います。という事で自分が使っている機材を紹介していきますね。
三脚:K&F Concept「KF-TM2524」
使っている三脚は以前K&F Conceptさんから商品レビュー用に提供していただいた「KF-TM2524」です。三脚なんですが、1本だけ脚を取り外し一脚として利用可能な便利なアイテム。そこまで頑丈な三脚ではありませんがずっと愛用しています。
SLIK 雲台アクセサリー スライディングアーム 2
俯瞰撮影をするために必要なスライダーは、SLIKの「スライディングアーム 2」です。370mmと可動域が広く様々な撮影に対応出来るのが最大の魅力。
自由雲台:SIRUI G-20KX
K&F Conceptの三脚についていた雲台は取り外し、SIRUIの自由雲台「G-20KX」を取り付けて使っています。アルカスイス互換のクイックシューを使っているので取り外しも簡単だし、細かな角度調整が出来てなおかつ安定しているので気に入ってます。しっかりした雲台ですが意外と軽いのも魅力。
ちなみに取り付けたカメラはLUMIX DMC-G8です。
まとめ
普通にこんな感じの写真を撮るだけだったら、椅子の上に立って真上から写真を撮ればオッケーだと思います。こういう機材が便利だと感じるのは「動画撮影」だと思います。特に1人で商品紹介動画を撮影しているYouTuberだったらその便利さに感動すると思います!
こんな感じで真上から商品を撮影して紹介する事が可能になるので、グッと撮影の幅が広がると思いますよ。という事で今回は自分が愛用している俯瞰撮影の機材を紹介してみました。それじゃ!また!