4K相当の画質で撮影可能な360度カメラ「Kodak PIXPRO SP360 4K」が27日に発売になります。今回PIXPRO SP360シリーズの日本総代理店「マスプロ電工」さんから発売前の「SP360 4K」をレビュー用にお借りすることが出来ました!ありがとうございます!
リンク:話題の360°アクションカメラがさらに高画質化!4K(800万画素)360°アクションカメラを新発売!世界初!360°撮影可能な4K対応カメラ! – マスプロ電工|MASPRO
今回は昨年11月に発売された「初代SP360」と「SP360 4K」では何が違うのか?両機種の外観などを含めレビューしていきます!
PIXPRO SP360 4K
まずは初代SP360と後継機SP360 4Kの外観を比較してみます。
パッケージは同じような雰囲気なんですが、二台を並べてみると大きさや操作ボタンなどに違いがありました。
左がSP360(無印)右がSP360 4Kです。外形寸法を比較するとSP360 4Kの方が少し大きくなっています。同じサイズだったら、、、防水ハウジングなども併用出来たんですが、大きさが違うのは少し残念ですね。
- SP360(無印):約41.1×50×38mm
- SP360 4K:約48×50×52.5mm
その他のデザインは初代と4Kであまり違いがないと思ったんですが、、、操作ボタン部をチェックすると、、、
SP360 4Kには新しく「Wi-Fiボタン」が搭載されました。これにより以前は1個だったステータスLEDも2個に増えました。
底部にはバッテリーカバーがありますが、この部分も改良されています。以前のSP360はバッテリー交換時はカバーを全て取り外すタイプでしたが、SP360 4Kはパカっと開くタイプに変更されています。これは地味に嬉しい。
ちなみにバッテリーはどちらも同じ「リチウムイオン電池NCA-K/102、3.6V 1250mAh」です。高画素化したPIXPRO SP360 4Kですが、その分少しだけデメリットも。バッテリー寿命は初代より悪くなっていました。
PIXPRO SP360(無印)
- 静止画撮影:約350枚
- 動画撮影:約160分
PIXPRO SP360 4K
- 静止画:約160枚
- 動画:約55分録画 (@3840×2160/30fps)(Wi-Fiオン)
それではPIXPRO SP360 4Kの細かい部分とアプリなどをチェックしていきましょう!
SP360 4Kにはレンズカバーが付属しています。このレンズカバーを外すとドーム型のレンズが剥き出しになります。
ここにレンズリングを装着して使うことも出来ます。
ドーム型のレンズカバー内で光が乱反射して気になるときなどはレンズリングを装着した状態(カバー無し)で使う事も可能です。でも、やっぱりレンズカバーを付けていた方が安心かな。
PIXPRO SP360 4K:スマートフォン連携
スマートフォンアプリとPIXPRO SP360 4Kを接続してSP360 4Kの撮影をコントロールすることが可能です。(初代SP360とは別アプリです)
PIXPRO SP360 4K
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PIXPRO SP360 4Kの電源を入れWi-Fiボタンを押します。次にiPhoneのWi-Fi設定から「PIXPRO-SP360」から始まる文字列を探し、初期設定のパスワードを入力し接続。
接続を確認したらアプリを起動します。初代SP360のアプリより細かな設定が出来るようになっています。画質も細かく選べますし、ハイスピード撮影など初代では楽しめなかった特殊な撮影も可能になりました。
ホワイトバランスや露出の変更などもアプリから出来ます。さらに5種類の撮影モード(Front/Panorama/Seg/Ring/Dome)を選びプレビューしながら撮影する事が出来ます。撮影後の画像や動画はiPhoneでチェックすることも出来ますが、パソコンに専用ソフトをインストールする事でさらに360度動画を楽しむことが出来ます!
Macのアプリもあります。この専用ソフトですが使い方が分かりにくいので、、、以下のページから専用ソフトと一緒に「User Manual」もダウンロードして使いましょう!
リンク:Kodak Digital Cameras | Support – Software and Manuals
PIXPRO SP360 4K:作例動画
4K相当の画質やYouTubeで使える360度動画は次回の記事になりますが、まずは試しに撮ってみた動画をご覧ください!個人的に楽しいと思ったのは、、、ハイスピード動画です!
これは地面にPIXPRO SP360 4Kを置いてその上をジャンプで飛び越えた動画です。専用ソフトを使うと1つの動画から様々な動画モードに変換する事が出来ます。これが楽しいんです!
自撮りの場合はカメラと顔の距離が近いと、、、変換後かなり歪みます(笑)パパっと試し撮りした感じだと以前のSP360と同じような楽しみ方プラス、ハイスピード動画なども使えるようになっているので、初代よりハイスペックなアクションカメラに進化してる印象でした。
4K相当の画質で撮影出来るようになりましたが日常でパパっと使うには、、、少しお値段が高めです。このPIXPRO SP360 4Kは、、、今後発売予定になっている「ダブルベースマウント」がポイントになります!SP360 4K 2台を取り付けられるマウントを使い、二台のカメラで同時に撮影するとほぼ完全な全天球動画を撮影する事が可能になるそうです。
同じく全天球動画を撮影出来るカメラといえばTHETA Sがありますが、、、SP360 4K 2台を使えばより長時間、高画質な全天球動画を楽しめそうです!360度撮影が出来るプロ向けの機材としても注目されそうなPIXPRO SP360 4K!今回はファーストインプレッションを書いてみました!それじゃ!また!