マウスよりトラックボール派の@monestarです。これまでロジクールの「MX ERGO」を愛用してきましたが、他社製のトラックボールの使い心地を試してみたくなり、ケンジントンの『Pro Fit Ergo TB550』を購入しました。
MX ERGOは、現在のAmazon価格で15,815円もしますが、Ergo TB550は8,909円です。トラックボールに1万円以上出せないという方にオススメのモデルです。しかも、価格は安いけど、機能はほぼ同じ。というよりErgo TB550の方が少しだけ上かも。
とはいえ、最終的にMX ERGOをメインにすると決めたので、その理由もブログにまとめておきます。
ケンジントン Pro Fit Ergo TB550:レビュー
ケンジントンといえば、人差し指や中指で操作するトラックボールが有名ですが、Ergo TB550は親指で操作するタイプです。人間工学に基づいたエルゴノミクス設計で疲れにくいデザインになっていて、ロジクールのMX ERGOと似たような使い心地です。
MX ERGOはプレートを使って二段階の傾斜角を調整可能ですが、Ergo TB550には角度調整機能はありません。しかし、フィット感は抜群ですし、めちゃくちゃ使いやすい角度です。
手のひらで包み込むように持ちます。ボールは親指で操作して、その他の指でボタンを押したり、スクロールホイールを操作します。全ての位置が絶妙で最初から手になじむデザインで気に入りました。
価格の安いトラックボールでは、スクロールホイールを左右に倒す機能がないことが多いです。しかし、Ergo TB550のスクロールホイールは左右ティルトが可能です。これはかなりポイント高いです。
また、ボタンの数も9個と多く、後述する専用アプリを使えば、細かいカスタムも可能です。
本体には充電や接続状態が分かるパネルが用意されています。ちょっとしたことですが、パッと見て分かりやすいし、デザイン的にかっこいいです。
本体底面には電源スイッチやDPI切り替えスイッチなどがあります。Ergo TB550は、Bluetooth接続で2台、さらにレシーバーを使って2.4HGzワイヤレス接続も可能です。これにより最大3台のデバイスを切り替えて使うことが可能です。
レシーバーは本体底面に収納されていて、使うときはこのように取り外します。
個人的にケンジントンのErgo TB550が便利だと思ったポイントは『ボール取り出しボタン』です。
トラックボールは便利なポインティングデバイスですが、どうしても内部にホコリが溜まりやすく、定期的な掃除が必要です。MX ERGOの場合、指で簡単にボールを取り外すことができませんが、Ergo TB550は「ボール取り出しボタン」が搭載されています。
親指でグッとボタンを押し込めば、ボールが外れます。これは最高に便利です!
ボタンの機能はこんな感じです。ボタンの数はMX ERGOより多くなっていますが、実はカスタム可能なボタンの数は1つ少ないので、ここが少しだけ気になります。
ケンジントンには、トラックボールをカスタマイズ可能な専用ソフト「KensingtonWorks」があり、こちらを使うことでボタンの機能を変えることができます。
また、それぞれのアプリ毎にカスタムできるので、かなり細かく設定できます。
まとめ
基本的には大満足なErgo TB550ですが、最終的にMX ERGOをメインにした理由は、本体が軽すぎること、そしてアプリの使い心地です。
そんな理由かと思われそうですが、本体が軽いとキーボードからトラックボールに手を移すときに少しだけ位置が動いてしまいます。これが地味にストレスでした。
また、専用ソフト「KensingtonWorks」ですが、自分の環境だとどうしてもカスタムできないボタンがありました。Macにインストールしている他のソフトが邪魔をしているのかと思い、ロジクールのソフトやマウス関連のソフトをアンインストールしたり、試行錯誤しましたが結局原因が分からず。
とにかく、自分の使い方だと、あと一歩「MX ERGO」に勝てない感じでした。充電端子はUSB-Cだし、接続台数も多いし、価格も安いし、いいと思うんですけどね。
それじゃ!また!