変身するワイヤレスマイク「Profile Wireless」レビュー:ゼンハイザーらしい高音質&多彩な使い方ができる一台!

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ゼンハイザー Profile Wireless レビュー

ゼンハイザーから発売されたクリエイター向けのワイヤレスマイクシステム「Profile Wireless」を商品レビュー用に送ってもらいました。

ゼンハイザーといえば、高品質なマイクやヘッドホンを手がけるドイツの音響機器メーカー。そんな同社から登場したこのモデルは、高音質はもちろん、メカメカしいギミック満載でちょっと面白いワイヤレスマイクに仕上がっています。

目次

ゼンハイザー「Profile Wireless」レビュー

Profile Wireless レビュー

ここ数年、さまざまなメーカーから2チャンネル対応のワイヤレスマイクシステムが登場していますが、音質に定評のあるゼンハイザーが、オールインワンの製品を投入したという点がポイントです。

カメラ、スマートフォン、パソコンなどに接続できるだけじゃなく、便利なアクセサリーを使うことで用途に合わせた柔軟な使い方が可能です。

例えば、付属の充電バーを使えばハンドヘルドマイクとしても使用できますし、もちろんクリップオンマイクとしても使えます。また、パソコンと接続して卓上マイクとしても使えます。

定価は55,000円と決して安くはありませんが、これ1台あれば動画撮影の音声収録はバッチリ対応できるレベルの便利さです。

Profile Wireless 専用ポーチ

ワイヤレスマイク本体やアクセサリー類はすべて専用ポーチに収納されています。ゼンハイザーのロゴが入った、しっかりとした作りのポーチです。

Profile Wireless 付属品

ポーチに入っているアイテムはこんな感じです。ケーブルやウインドスクリーン(風防)などが入っていますが、送信機や受信機が見当たりませんよね?実は、ハンドマイクのように見える部分が充電バーになっていて、この中にマイクシステムが収納されています。

本体サイドのボタンを押すと、内部から送信機がカチッと飛び出します。このギミック感がめっちゃ楽しいです。

Profile Wireless 充電バー ギミック

受信機も同じような操作で取り出せます。さらに、カメラやスマホに装着するためのアクセサリーも充電バーに収納されています。

受信機はパーツを付け替え可能なデザインになっていて、ホットシュー用のパーツやUSB-C、Lightning対応のアクセサリーが用意されています。

Profile Wireless ホットシュー

カメラのホットシュー部分に装着するためのパーツを取り付けてみました。三脚穴もあるので、さまざまな使い方ができます。

Profile Wireless α7IV 装着例

カメラに装着すると、こんな感じです。Profile Wirelessは充電バーから、送信機と受信機を取り出したらすぐにペアリングされますし、細々した設定もタッチパネルを搭載した受信機からできるので、スマホアプリが必要ないのも魅力です。

また、先ほど説明したようにUSB-C端子用のアクセサリーもあるので、最新のiPhoneでもProfile Wirelessを動画撮影時の音声収録に利用できます。

iPhoneのカメラ機能は優秀ですが、こういったマイクシステムを使うことで音質がグッと向上し、よりクオリティの高い動画撮影が可能になります。Vlogやインタビュー、ライブ配信などでもクリアな音声を収録できます。

しかも、2チャンネル対応なので、対談や複数人での撮影にも最適です。また、それぞれのマイクが独立して録音できるので、編集時の調整もしやすくなります。

MacBook Pro 外付けマイク

また、USB-C端子を使ってパソコンと接続することもできます。ポッドキャストの録音やライブ配信のマイクとしても活用でき、幅広いシーンで便利に使えます。

MacBook Pro 外付けマイク

さらに、クリップオンマイクには内部録音用の16GBメモリを搭載しており、バックアップ録音モードを使えば、ワイヤレス信号が弱くなった際に自動で内部録音がオンになります。めっちゃ便利。

また、セーフティチャンネルモードを使えば、通常の音声とは別に、音割れ対策として少し小さい音量で同時に録音してくれるので、急な音量の変化にも対応できます。

まとめ

Profile Wireless ハンドマイク

実際に使ってみると、ゼンハイザーらしいクリアで聞き取りやすい音声が収録されていて最高でした。デザインも抜群だし、メカメカしいギミックも楽しいし、カメラ、スマホ、パソコン、全ての機器で使えるオールインワンのワイヤレスマイクを探している方におすすめです。

ラベリアマイクを使うときもロック式TRSジャックを搭載しているので、収録中にマイクが抜け落ちる心配がないのもポイントでした。

気になる部分としては、価格が高いこと、そして2.4GHzのワイヤレスマイクシステムのため、32bitフロート録音には非対応という点。ただ、先ほど書いたように音割れ対策はセーフティチャンネルモードを使えばOKなので、通常の録音用途なら大きな問題にはならないはずです。

とにかく、全体的に満足度が高いワイヤレスマイクだったので、気になった方はレビュー動画で音質面などをチェックしてください。それじゃ!また!

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