先日「【実質0円】持ちやすい楽天のスマホ「Rakuten Hand」をポチってみた!Rakuten UN-LIMIT V初めての申し込みで最大24,999円相当のポイント還元!」という記事を書きましたが、実際にRakuten Handを数日使ったので簡単にレビューを書いていこうと思います。ファーストインプレッションとしては『最高じゃないけど持っていて損はしない端末』だと思います。
Rakuten Hand(楽天ハンド):レビュー
Rakuten Handと一緒に専用レザーケースも購入しました。本体と一緒に購入すると2,880円が980円になるのでお得なんですが…クリアケースであれば無料で付いてくるので少しでも安くしたい方はクリアケースでもいいと思います。それではパッケージを開封して中身をチェックしてみましょう!
Rakuten Handのカラーバリエーションは、ブラック、ホワイト、クリムゾンレッドの3色がありますが、ホワイトにして正解でした。デザインを含めとても可愛いスマホだと思います。
本体右側面にはボリュームボタンと電源ボタンが。カメラ部分は少しだけ飛び出していますが、最近のスマホと比較すると段差は少ない方ですね。
本体左側面はフラットです。普通のスマホと違ってRakuten HandはeSIM専用端末になるのでSIMスロットがありません。またストレージは本体内蔵の64GBのみになっているのでmicroSDスロットなどもありません。個人的にはスッキリしていい感じだと思います。
気になるカメラですが、実はこれ「広角レンズ」と「深度測位カメラ」です。ですからデュアルカメラとして使えるわけではありません。普通の広角カメラとポートレートモードが使えるだけです。
本体上部にはイヤホンジャックがあります。
本体下部にはスピーカーとType-C端子があります。ちなみにスピーカーの音はイマイチです。
Rakuten Handは2万円で購入できるAndroidスマホになっていますが、FeliCaが搭載されているのもポイントです。おサイフケータイが使える安いスマホを探している方は嬉しい価格なのでは?
電源を入れてみると上下のベゼルが太いのが目立ちますね。ちなみに有機ELディスプレイを採用しているのに解像度はHD+です。最近のスマホだとフルHD+が多いのでRakuten Handのディスプレイは文字などが鮮明ではありません。
とはいえSNSをチェックしたりホームページをチェックするくらいであればHD+でも気にならない人も多いと思います。ゲームをガンガンやり込みたい方にはちょっと厳しいかな。
Rakuten Hand:専用ケースの使い心地
同時購入した専用ケースの使い心地も簡単にレビューします。まず手触りや全体的な雰囲気は安っぽいです(笑)自分は980円で買ったので納得ですが、定価の2,880円で買ったらちょっとショックかな。
Rakuten Handは左右が湾曲したディスプレイを採用しているのでケースもちょっと変わった形をしています。先ほど安っぽいケースだと書きましたが、このケースがあることで湾曲したディスプレイの隅を誤タップすることが減るので…これはこれでありかも。
ボタン類も意外と押しやすいです。ということでもう一度Rakuten Handのレビューに戻ります。
顔認識とディスプレイ内指紋センサーのデュアルで便利
Rakuten Handは顔認証にプラスしてディスプレイ内指紋センサーも搭載しています。指紋センサーは物理指紋センサーには劣りますが予想よりサクッと解除されて好印象でした。コロナ禍でマスク生活になっているので…デュアルで使えるのは便利ですね。
Rakuten Handは本当に持ちやすいのか?
そしてRakuten Hand最大の特徴は「片手で持つのにちょうどいいサイズ感」になります。自分は男性の中では手が小さい方だと思いますがスマホ全体をギュッと握ることができるので安心感はあります。
Rakuten Handの使い心地は?
Rakuten Handは「Snapdragon 720G」というチップセットを搭載したスマホになっています。このチップセットはミドルクラスのスマホに採用されていて、最近だと「Xiaomi Redmi Note 9S」や「AQUOS sense4」などのスマホに搭載されています。どちらも比較的価格の安いスマホになりますが、Rakuten Handはさらに安い2万円という驚異的な価格で勝負してきました。
さらにキャンペーンを使えば実質0円。これはポチるしかない!そう思ったんですよね。
実際にRakuten Handを使ってみると、各種SNSのチェックは問題なくできます。ただし…縦に長いウェブサイトやTwitterのタイムラインを一気にスクロールすると若干もたつく場面もあります。
最新のiPhoneなどを使っている方からすると気になる部分だと思いますが、スマホ初心者であればさほどストレスを感じずに使えると思います。
またYouTubeなどの動画鑑賞も試しましたが…ディスプレイサイズが1520×720(19:9)になっているので動画のサイズが微妙に小さく迫力に欠けるんですよね。しかも内蔵スピーカーの音質が悪い。
ですからゲームや動画配信サイトをを思いっきり楽しみたい!と、思っている方にはおすすめしない機種になります。
しかし、先ほど書いたようにスマホを初めて使う方や、サブのスマホが欲しい方、テザリング目的で使いたい方、そんな方にはおすすめです!なんといってもキャンペーン期間中なら実質0円ですから。
Rakuten Hand:カメラ機能
最後になりますが、Rakuten Handのデフォルトカメラアプリで撮影した写真を何枚かアップします!カメラの性能、そしてアプリの機能はイマイチですが…フィルターを使うとトイデジ感覚で楽しめました!
全体的にベタっとした塗り絵っぽい色味になりますが…フィルターの数も多いのであれこれ色味を変えながら撮影するのが楽しかったです。ちなみに食べ物の写真も美味しそうに撮れました。これはびっくり。
さらに…テーブルフォトの場合は「ポートレートモード」を使うと雰囲気のある写真に仕上がります!
2万円のスマホでこれだけ撮れたら満足です!
気になる部分もありますが…背景のボケも円形に仕上げてくれてキレイだし予想以上の仕上がりです!
あと、個人的に気に入ったフィルターはモノクロです。いい感じの写真が撮れたので次回はRakuten Handのモノクロフィルターだけでスナップ撮影したいと思ってます。それくらい気に入りました。
ちなみにRakuten Handで写真撮影するときの注意点があるので書いておきますね。それは…「タッチシャッター」です。
片手で持てるサイズ感が魅力のスマホですが…ディスプレイが湾曲しているので普通に持っただけで「タッチシャッター」が反応して失敗写真を量産してしまいました(笑)
ですから、写真撮影をする前に設定からタッチシャッターをオフにするのがおすすめです。
まとめ
タイトルにサクッとレビューと書いたのに少し長くなってしまいましたがRakuten Handを使ってみた感想をまとめてみました。Rakuten Handの売り文句は「ジャストサイズで、高機能。」です。そして公式サイトに書かれているポイントは3つ。
- スリムで軽くて持ちやすい
- かんたんに本格的な写真が撮れる高性能カメラ
- くっきり鮮やかな有機ELディスプレイ
この中で納得できるのは「スリムで軽くて持ちやすい」という部分だけです(笑)カメラは楽しいけど本格的な写真は撮れませんし、有機ELディスプレイは解像度が低すぎてイマイチ。だけど…電池持ちはいいし、デザインは可愛いし、使っていて楽しいスマホであることは確かです。
Rakuten Miniと比較するとバッテリー持ちもいいし全体的に使いやすいスマホに仕上がっていると思いました。このスマホがほぼ無料で1年間使えるなら試してみて損はないと思いました。気になった方は楽天モバイルの公式サイトからチェックしてくださいませ。それじゃ!また!