町内にイチョウの木が何と1万本以上あるという稲沢市の祖父江町に行ってきました。町全体が黄色に染まり晩秋の撮影スポットとしても人気なんです。そんな祖父江町では「そぶえイチョウ黄葉まつり」が11月23日からスタートします。黄葉まつりがスタートする直前だったら、、、イチョウも黄色く染まり人も少ないのでは?そう思って名鉄電車に乗り込みました。(※2014年に書かれた記事です)
祖父江町の銀杏(イチョウ)
名鉄尾西線:山崎駅
名鉄一宮で尾西線に乗りかえ、単線でのんびりした電車に揺られ約15分。
そぶえイチョウ黄葉まつりの会場がある名鉄尾西線の山崎駅に到着しました。
無人駅で凄く小さな駅でした。ここから少し歩いて祐専寺へ向かいます。
電車から見える景色で何となく気づいていましたが…イチョウはまだ黄金色に染まっていませんでした。今年はちょっと遅いのかな?緑のイチョウも多い印象でした。
黄色に染まった木は少ないんですが、イチョウの葉は木の下にたくさん落ちていました。イチョウの木が1万本以上あるという事で…祖父江町は「ギンナン」の生産地としても有名です。道を歩けば…
こんなお家もあります。で、ギンナンといえば…独特の臭い。町全体にイチョウの木があればギンナンの臭いは絶対に避けられません。とはいえ、少し歩くと慣れますね(笑)
祐専寺周辺が「そぶえイチョウ黄葉まつり」の会場になっています。駐車場もこのあたりに。
この祐専寺も撮影スポットとして有名で、古いイチョウの木もあります。黄色に染まっていれば…綺麗だったと思うんですがまだ半分以上緑色でした。
イチョウ撮影のポイント(イチョウの撮り方)
今回祖父江町でイチョウを撮影して思った事は…予想以上に撮影が難しい!イチョウ並木になっていればそこを広角レンズで撮影すれば綺麗に撮れそうですが、数本のイチョウを綺麗に撮るのは本当に難しかった。悩みに悩んで中望遠のレンズに切り替え撮影しました。
手前にイチョウの葉を入れて背景をボカすのが1番それっぽく撮れました。
少し逆光で撮ったり、落ちたイチョウの葉を撮るのも楽しいと思いますよ。しかしイチョウを撮るのは大変です。奥に入っていくとギンナンがたくさん落ちていますし、踏むと臭いので…やっぱり中望遠とかズームレンズがオススメかな(笑)
それとイチョウっぽい黄色で撮るのも難しかった。今回はLUMIX DMC-GX1でポップというエフェクトを使って撮りましたが、少し色味を濃く設定した方がいいかも。染まりきってないイチョウの葉は黄緑っぽいし。
そぶえイチョウ黄葉まつり:まとめ
今回人が少なそうだと思い黄葉まつり直前に撮影しましたが…今年は黄葉まつり終盤に行った方が綺麗なイチョウを見れそうな雰囲気でした。もしくは黄葉まつりが終わった12月初旬でもいいかも。モミジもそうですが紅葉や秋の撮影ってタイミングが難しいんですよね。来年は少し遅めに祖父江町に行ってみたいと思いました。それじゃ!また!