SONY α7IV(ILCE-7M4)を購入して1年が経過しました。最初はシグマから発売されている「SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary」という標準ズームレンズ1本で動画も静止画も撮影していましたが、現在は3本のレンズを使い分けるようになりました。
今回の記事では、自分が実際に購入したフルサイズ対応のEマウントレンズを3本紹介します。この3本があれば、VlogやYouTube用の動画撮影、ブツ撮り、旅行やイベントでのスナップ撮影、家族や友達のポートレート撮影などなど…さまざまな用途で使えます。
どのレンズも比較的軽量で、α7IVとセットで長時間撮影しても疲れにくいのがポイントです。
SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary
フルサイズ対応でF2.8通しの標準ズームレンズは、SONY純正でも他社製でも高級で大きく重い印象ですが、こちらの「SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary」は、広角側のズーム域を4mm狭めることで軽量小型化。1本だけで旅行やイベントの写真を撮りたい方におすすめのレンズです。
オートフォーカスも速く、開放F2.8と明るいレンズなので、しっかりと背景ボケを楽しむことができます。また、夜や暗い場所でも使いやすく、とにかく万能です。これで約9万円だったらコスパ高いと思います。
動画撮影でも便利に使えるレンズですが、広角側が28mmスタートになるので自撮りを多用するVlogにはおすすめしません。
テーブルフォトにも使いやすいレンズですし、α7IVやα7CなどSONYのフルサイズミラーレスカメラで使う最初のレンズとして選ぶのもおすすめです。自分もこのレンズでたくさん写真や動画を撮りましたし、写りにも大満足です。
FE 20mm F1.8 G(SEL20F18G)
α7IVは写真撮影も動画撮影も得意なカメラになりますが、動画撮影はSONY純正のレンズの方が有利です。例えば、サードパーティー製のレンズだと「アクティブ手ブレ補正」の効きが悪かったり、純正レンズじゃないと「ブリージング補正」が使えなかったりします。
自分が動画撮影のメインレンズとして使っているのが「FE 20mm F1.8 G(SEL20F18G)」です。F1.8の開放で撮影すれば背景ボケも抜群ですし、オートフォーカスも速く、手持ちで使っても顔面がアップにならずVlogにも最適です。
また、スナップ撮影でも楽しいレンズです。最短撮影距離が短いので片手で何かを持って撮影するのも楽々です。
α7IVにはRAW現像やカラーグレーディングをしなくても、パッと撮ってオシャレな色味に仕上がる「クリエイティブルック」という機能があります。SNSなどに投稿する動画だったらα7IVとSEL20F18Gの組み合わせで簡単にいい感じに仕上がります。
河津桜とトラベラーズノート🌸#トラベラーズノート #葵桜 pic.twitter.com/XsCWcdJOP5
— ろんすた@文房具アカウント (@NOTEBOOK_LIFE_) March 11, 2023
もし、α7IVを買って動画撮影をしたいなら、SEL20F18GとSONY純正のマイクを買えば幸せになれると思います。
Carl Zeiss Batis 2/40 CF
何を撮ってもいい感じに写る魔法のようなレンズが「ZEISS Batis 2/40 CF」です。魔法というのは言い過ぎかもしれませんが、このレンズに「ブラックミストNo.05」を装着して撮影した写真は、他のレンズでは味わえない独特の雰囲気があってお気に入りです。
最短撮影距離は24cmで被写体にググッと近寄った撮影が可能です。ですから、花や小物の撮影が楽しいレンズです。
もちろん、普通のスナップ撮影でも50mmより少し広い40mmという画角が絶妙でおすすめ。
α7IV / Batis 2/40 F2 CF pic.twitter.com/n7aOtqYNXH
— ろんすた🧑🏻💻📸🎹 (@monestar) April 12, 2023
イベントなどで何を撮るか分からない時は、最初に紹介した「SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN」を持って出かけますが、日常のスナップ撮影は「ZEISS Batis 2/40 CF」を使えば、それだけで雰囲気のある写真が撮れて最高です。
まとめ
α7IVはボディだけで372,900円(ソニーストア価格)もする高級なミラーレスカメラです。さらにフルサイズ用の交換レンズって高級なものが多いので、一気に何本も買うのは自分の予算では厳しく、少しずつ増やしてきました。
最初に書いたように、この3本があれば、VlogやYouTube用の動画撮影、ブツ撮り、旅行やイベントでのスナップ撮影、家族や友達のポートレート撮影などなど…さまざまな用途で使えます。
あと、自分の撮影スタイルで足りないレンズは、動物園などで使う望遠レンズですが、しばらくは今回紹介した3本のレンズを使い分けながらα7IVでの撮影を楽しもうと思います。それじゃ!また!