スマートリング「SOXAI RING 1.1」を使い始めて1年ちょっと。
睡眠や体調を記録するガジェットとして気に入って使ってきましたが、今回、新モデル「SOXAI RING 2」をレビュー用に提供していただいたので実際に使ってみた感想をまとめていきます。
SOXAI RINGを使う前は、Apple Watchで睡眠ログを記録していましたが、腕時計を付けて寝ると重さが気になったり、暑い季節は汗をかくし…。そんな悩みを解消してくれたのがスマートリングです。
SOXAI RINGをつけて寝るだけで、ほぼ正確に入眠時間と起床時間が記録されています。もちろん、レム睡眠、浅い睡眠、深い睡眠なども細かく記録されているので睡眠の質を細かくチェックすることが出来ます。

もちろん、睡眠ログだけじゃなく体調スコアや運動スコアなども記録されるので、毎日の健康管理にも使えるスマートリングです。ここまでは、前モデルの「SOXAI RING 1.1」も同じですが、新モデルの「SOXAI RING 2」はさらにブラッシュアップされて使いやすく進化しました。

今回は、SOXAI RING 1.1とSOXAI RING 2を実機で比較しながら、どこが変わったのか、実際の使用感も含めてレビューします。
SOXAI RING 2と1.1の違いを比較
まずは、主な違いを表にまとめました。
| 項目 | SOXAI RING 2 | SOXAI RING 1.1 |
|---|---|---|
| リング幅 | 6.7mm | 7.6mm |
| 厚み | 2.7mm | 2.5mm |
| サイズ展開 | 8〜26号・10種類 | 12〜26号・8種類 |
| バッテリー | 最大14日間 | 最大9日間 |
| 外装素材 | チタン合金(Ti-6Al-4V) | チタン |
| センサー | Deep Sensing搭載 | 従来型 |
| 月額料金 | 不要 | 不要 |
分かりやすい違いは「リングが細くなったこと」と「バッテリー持続時間が伸びたこと」です。しかし、実際に使い比べてみると、着け心地の良さが一番の進化だと思いました。
SOXAI RING 2のパッケージと付属品

今回使っているのは、SOXAI RING 2のシルバーです。パッケージは非常にシンプル。

開封すると以下のアイテムが入っていました。
- SOXAI RING 2本体
- 専用充電器
- ユーザーマニュアル
- セットアップガイド
SOXAI RING 2では充電器が変更されています。SOXAI RING 1.1以前の充電器との互換性はなく、充電用のケーブルも付属していないので注意してください。
購入前にサイジングキットでサイズを確認
SOXAI RING 2は8号から26号まで、2号刻みで10サイズが用意されています。

サイジングキットには、8・10・12・14・16・18・20・22・24・26号のリングが入っています。

スマートリングは、ゆるすぎるとセンサーが指から離れやすく、きつすぎると長時間の装着が負担になります。購入前にサイジングキットで実際の装着感を確認できるのは安心です。
今回は人差し指で試し、20号を選びました。短時間だけで決めず、指がむくみやすい時間帯にも試すのがオススメです。


ちなみに、前モデルを持っている場合でも、少しだけサイズ感が違うのでサイジングキットで測ってから注文してください。
重さはあまり変わらない?

自宅にある1g単位のデジタルスケールでSOXAI RING 2を量ってみると、「3g」と表示されました。
メーカー公称値はサイズによって2.1〜2.7gなので、1g単位のスケールでは細かい重さは分かりませんでした。しかし、これだけ軽ければ、重さそのものが気になることはほとんどないと思います。
SOXAI RING 2は細くなった

SOXAI RING 2と1.1を比較すると、ほんの少しだけ幅が細くなっています。SOXAI RING 1.1の幅は7.6mmで、SOXAI RING 2では6.7mmなので、差は0.9mmです。

写真で見ると、あまり差がない気がしますが、実際に装着するとSOXAI RING 1.1よりゴツさが抑えられている気がします。もちろん普通の指輪と比べれば存在感はありますけどね。
厚みはSOXAI RING 2のほうが少し増えている
新モデルのリング幅は細くなりましたが、実はSOXAI RING 2の方が少し厚みがあるんですよ。
- SOXAI RING 1.1:2.5mm
- SOXAI RING 2:2.7mm
数字だけ見ると厚みが増しましたが、実際につけ比べるとSOXAI RING 2のほうが快適だと感じました。その理由は、リングの内側にあります。
内側の突起が小さくなったのが最高!

左:SOXAI RING 2 右:SOXAI RING 1.1
毎日指に装着するものですから、違和感なく使えるのが一番ですよね。
SOXAI RING 1.1も装着感がいいと思っていましたが、SOXAI RING 2はセンサー部分の突起が小さくなり、さらに装着感が良くなりました。

スペック上ではSOXAI RING 2のほうが0.2mm厚いけど、装着感は確実にこっちの方がいいです。また、手を洗ったりした後も、突起が小さいのでハンカチで拭きやすいです。

ただし、突起が指にあたる感覚があまりないので指輪の向きが少し分かりにくくなりました。とはいえ、ベストなサイズを選んでいればクルクル回ってしまうことはないし、指輪本体にも目印があるのでセンサーの位置を確認したい時は便利です。
指につけるとSOXAI RING 2のほうがスッキリ

実際にSOXAI RING 2を装着してみました。幅が6.7mmになったことで、SOXAI RING 1.1より指になじみやすいです。

センサー部分の突起が少ないので、指輪の間から漏れるセンサーの光も少なくなって寝ている時も気になりにくくなりました。細かいことですが、実際に使うと進化を感じます。
新しいセンサー技術「Deep Sensing」を搭載
SOXAI RING 2では、外見だけでなくセンサーも新しくなっています。新たに独自のPPGセンシング技術「Deep Sensing」を採用しているので、指輪の回転、隙間、外部からの光の影響などを抑えてくれます。
また、心拍や心拍変動、酸素レベル、皮膚温度、運動など、さまざまな身体データをリングから取得します。
SOXAI RING 1.1でも睡眠や体調の記録はできましたが、RING 2ではセンシング技術そのものがアップデートされています。
ただし、数日使っただけで「計測精度がこれだけ上がった」と判断するのは難しいところです。このあたりは、もう少し使ってデータを見ていきたいと思っています。
バッテリー持ちはかなり良くなっている印象
そして、SOXAI RING 2を使い始めてすぐに違いを感じているのがバッテリーです。
この記事を書いている時点では、使い始めてまだ5日目です。アプリを確認すると、バッテリー残量は68%でした。

5日間使って、だいたい3割ほど消費したことになります。バッテリー残量が毎日一定の割合で減るわけではないので、この数字だけから単純に「○日間使える」と判断することはできません。
それでも、これまでSOXAI RING 1.1を使ってきた感覚と比較すると、減り方はかなり緩やかに感じます。
SOXAI RING 1.1の公称値は最大9日間でしたが、SOXAI RING 2では最大14日間まで伸びています。
最大14日という数字はサイズや測定モードなど条件による最大値ですが、すべての機能をオンにしても、これだけ使えたら大満足です。
ここはもう少し使い続けて、実際に何日使えたのか後日追記したいと思います。
充電器もSOXAI RING 2専用になった

SOXAI RING 2では、充電器も変更されています。写真左がSOXAI RING 2、右がSOXAI RING 1.1の充電器です。新モデルの方が少しサイズは大きいけど、見た目はしっかりしているし滑りにくくていい感じ。

SOXAI RING 2をセットするとLEDが点灯し、充電状態を確認できます。
SOXAI RING 2のセットアップは簡単
SOXAI RING 2のセットアップは、これまでと同じSOXAI RINGアプリから行います。

まず充電器にリングを置き、アプリから新規ペアリングを開始。リングが検出されると、
- 世代
- カラー
- サイズ
- シリアル番号
などが表示されます。

リングを選択するとペアリングがスタート。途中でiPhoneにBluetoothペアリングの確認画面が表示されるので、「ペアリング」をタップします。

その後、100%まで進めばペアリング完了です。

画面の指示通りに進めればいいので、セットアップで迷うことはありませんでした。
最初にファームウェアをアップデート

ペアリング後、新しいファームウェアが公開されている場合はアップデートします。アップデートするときはリングを指から外し、スマートフォンの近くに置いておきます。
「通常モード」と「インテンシブモード」を選べる

SOXAI RING 2では、測定モードを変更できます。
通常モードは、計測精度とバッテリー持ちのバランスを取った標準的なモード。普段の歩数や睡眠計測であれば、基本的には通常モードで問題なさそうです。
一方のインテンシブモードでは、歩数や心拍数、心拍変動などの計測を強化します。その分、バッテリー消費は増えます。今回は「インテンシブモード」をオンにして試しています。
睡眠時の呼吸状態もチェックできる

SOXAI RINGでは、睡眠中の呼吸状態を分析する機能も用意されています。この機能をオンにすると追加のセンサーが動作するため、通常よりバッテリー消費が増える可能性があります。
実際の睡眠画面には「睡眠時の呼吸」という項目があります。

この日は「平常」と表示されました。さらに、
- 平均酸素レベル:94%
- 呼吸速度:13.7rpm
といった数値も確認できます。
ただし、SOXAI RINGは医療機器ではありません。ここで表示される数値や判定は健康管理の目安として使い、体調に気になる点がある場合は医療機関に相談するという使い方がよさそうです。
睡眠スコアだけでなく「なぜ悪かったのか」まで分かる
自分がSOXAI RINGを使う主な理由は睡眠計測です。

この日の睡眠スコアは60。睡眠時間は5時間18分、必要睡眠時間は7時間24分、目標達成率は72%でした。
最近、犬を飼い始めたので、気になってあまり寝れなかった日です(笑)
ただ、単純に「60点だった」で終わらないのがSOXAI RINGアプリの便利なところです。
睡眠ステージを確認できる

睡眠画面をスクロールすると、
- 覚醒
- レム睡眠
- 浅い睡眠
- 深い睡眠
などの睡眠ステージを時系列で確認できます。この日は22時26分から4時40分までベッドに入り、実際の睡眠時間は5時間18分でした。
グラフを見ると、夜中にどのタイミングで睡眠が浅くなったのかも確認できます。
例えば、運動量が多かった日は深い眠りが多いとか、お酒を飲んだ日は眠りが浅かったなど、生活を見直すきっかけになります。
睡眠評価の内訳が分かりやすい

この日の評価を見ると、
| 項目 | 結果 |
|---|---|
| 睡眠時間 | 5時間18分・注意 |
| 睡眠効率 | 85%・とても良い |
| 中途覚醒回数 | 素晴らしい |
| 入眠潜時 | 40分・注意 |
| 睡眠タイミング | 規則的 |
| 日中覚醒度 | 素晴らしい |
| 睡眠時無呼吸の傾向 | 素晴らしい |
睡眠スコアだけを見ると60点ですが、「睡眠時間が短かったこと」と「寝つくまで40分かかったこと」が評価を下げた主な理由だと分かります。
単純に良い・悪いだけではなく、「どこを改善すればいいのか」を見つけやすいのがSOXAI RINGのポイントです。
睡眠だけでなく体調もスコア化

SOXAI RINGでは睡眠だけでなく、体調もスコアとして表示されます。この日の体調スコアは70でした。
- 安静時心拍数
- 心拍変動
- 皮膚温度
「今日はなんとなく調子がいい」「少し疲れている」といった自分の感覚と、実際の身体データを比較できるのがSOXAI RINGの魅力だと思ってます。
歩数や消費カロリーも記録できる

運動のタブでは、
- 歩数
- 消費カロリー
- 運動スコア
などを確認できます。
この日はまだ午前中だったので、歩数は1,937歩。運動スコアは9で「注意」でした。スマホを持たずに出かけても、SOXAI RINGだけ装着していれば、帰ってきて同期したら歩数などが分かるのは便利だと思います。
Appleヘルスケアとの連携にも対応

SOXAI RINGアプリはAppleヘルスケアとの連携にも対応しています。
普段Apple Watchなどを使っている場合でも、ヘルスケアアプリを中心に健康データをまとめられます。
自分の場合は、日中はApple Watch、睡眠時はSOXAI RINGという使い分けもしています。スマートウォッチとスマートリングは必ずしもどちらか一方を選ぶものではなく、こうして役割を分けるのもオススメです。
※今回はレビューのため、お風呂以外は付けっぱなしの生活です
長期間使うと週次レポートも見られる
SOXAI RINGを使い続けると、毎日のデータだけでなく週次レポートも確認できます。

例えば睡眠スコア。

この週の平均睡眠スコアは69点。曜日ごとの変化もグラフで確認できます。

睡眠時間についても、必要睡眠時間と実際の睡眠時間を一週間単位で比較できます。
毎日の数値に一喜一憂するよりも、こうした長期的な傾向を見るほうが健康管理には向いていると思います。
自分の「クロノタイプ」も分かる

ある程度データが蓄積されると、自分の睡眠傾向を「クロノタイプ」として確認できます。
自分の場合は「不規則型」でした。体調が悪かったり、犬を飼いだしたり、睡眠が不規則になっているので当然の結果だと思いました。
こうした機能は一晩使っただけでは分からないので、SOXAI RINGを長期間使うメリットのひとつだと思います。
熱中症リスクアラートにも対応

SOXAI RING 2は「熱中症リスクアラート」が使えるようになりました。
体調データと周囲の暑さをもとに、熱中症リスクが高まった場合に通知する機能です。位置情報を許可すると、現在地のWBGT(熱中症を防ぐために使われる暑さの指数)を取得して判定に使用します。
こちらも医療機能ではなく健康管理の目安として使うものなので、アラートの有無にかかわらず、熱中症には気をつけて過ごしましょう。
SOXAI RING 1.1から2へ買い替える価値はある?
ここまで比較してきましたが、SOXAI RING 1.1を使っている人が、すぐにRING 2へ買い替える必要があるかというと、バッテリー持ちが気にならないのであれば、そのまま使い続けるのもありだと思います。
しかし、SOXAI RING 2に買い替えるメリットは確実にあります。
- リング幅が7.6mmから6.7mmへ細くなって見た目がスッキリ
- 内側のセンサー突起が小さくなった
- 装着感がよくなった
- Deep Sensingを搭載
- バッテリーが最大9日から最大14日へ伸びた
- 8号・10号が追加されサイズ展開が増えた
- チタンから高強度なTi-6Al-4Vチタン合金へ変更された
自分は装着の良さが最高だと思ったし、バッテリー持ちもグッと伸びているのが嬉しいポイントでした。アプリとの同期速度は、ほぼ同じくらいだと思いますが、少しだけ速くなったかな?
まとめ:派手ではないけど、毎日使う部分が進化している
SOXAI RING 2は、一目で分かるような新機能を大量に追加したモデルではありません。
しかし実際に1.1と比較してみると、リングが細くなり、内側の突起が小さくなり、バッテリーも長持ちする。スマートリングとして毎日使う大切な部分が改善されています。
先ほども書きましたが、現在、SOXAI RING 2を使い始めて5日目ですが、バッテリーは約68%残っています。
まだ最終的な電池持ちを評価するには早いものの、これまで使ってきたSOXAI RING 1.1より長持ちしている感覚があります。
今後もう少し長期間使って、実際に何日間使えたのか、睡眠計測や体調管理でどんな違いを感じたのかについても追記していく予定です。
SOXAI RING 1.1からの買い替えを考えている方、初めてスマートリングを選ぶ方の参考になれば嬉しいです。
それじゃ!また!



