テクニクスのワイヤレスイヤホン「EAH-AZ100」を購入しました。きっかけは「よにのちゃんねる」です。2025年に入ってから「timelesz project」にハマり、timeleszを推す日々が続いています。そんな中、菊池風磨さんが動画公開後もAZ100を愛用していると知って新色のシャンパンゴールドをゲットしました。
実際に使ってみると、これまで使ってきたどのイヤホンより好きな音質でした。ノイキャンについてはBOSEやSONYの上位モデルと比較すると、少し物足りなく感じます。とはいえ、電車の中やカフェで使うならトップレベルの性能だと感じました。
テクニクス EAH-AZ100-N:レビュー

まず、EAH-AZ100の付属品はこんな感じ。イヤーピースが全部で5種類用意されているのも嬉しいポイント(1つは本体に装着されています)。短めのUSB-Cケーブルも付属しています。


今回購入したのは「シャンパンゴールド」というカラーです。この色がめっちゃいいです。本体上部にはヘアライン加工されていますし、高級感のあるデザインです。

イヤホン本体のカラーリングも絶妙です。この色なら男性でも女性でもオシャレに使えると思います。ちなみに、従来モデル(EAH-AZ80)より約16%軽量化、約10%小型化されているということです。実際に耳に装着すると軽くて小さいイヤホンだと実感します。

EAH-AZ100を使い始めて約10日になりますが、抜群の装着感です。自分はオープン型だと抜けやすく、カナル型も耳に合わないことが多いのですが、EAH-AZ100は、そんな自分の耳でも完璧にフィットして、落ちる心配がまったくありません。

イヤーピースの形が独特で、イヤホン側の窪みにフィットして回転しないようになってます。しっかり固定されているので、イヤーピースが抜けることもなく安心です。

ノズルの形も楕円形になっていました。このノズルとイヤーピースがセットになることで、音質アップに繋がっているんだと思います。
Technicsのアプリが優秀すぎる
自分はiPhone 16 Proと接続して使っているので、LDACは使えずAAC接続です。デフォルトでも音質は良好でしたが、操作面はイマイチでした。そこで専用アプリで設定をカスタマイズしたところ、使いやすさが大幅に向上。イコライザーも調整したら、音質も自分好みに仕上がりました。

デフォルト状態だと、アプリ起動時のホーム画面は「使いこなしガイド」などが表示されていますが、ここをカスタマイズすると、よく使う設定をホーム画面に置くことができます。

例えば、Netflixで映画を観る前に「空間オーディオ」をオンにする。なんて設定もホーム画面をカスタムすることで簡単になります。(※空間オーディオをオンにするとマルチポイント接続台数が2台に制限されます)
個人的に気に入ったのは「タッチセンサーのカスタマイズ」です。デフォルト状態だとトリプルタップで音量の調節、長押しで外音取り込みモードの切り替えや音声アシスタントの起動などが割り振られていますが、ここをカスタムすると使いやすくなります。

右をシングルタップで「再生/停止」、左をシングルタップで「外音取り込みモードの切り替え」、左右のダブルタップで「曲戻し」「曲送り」、トリプルタップは無効、左右の長押しで「音量調節」に設定しました。
ノイキャンや外音取り込みも細かく設定できる


「ノイズキャンセリング」も「外音取り込み」も効き方を1〜100で調整できます。外音取り込みですが、デフォルトだと80%に設定されています。ここを100%に変えたら、かなり外の音が聞きやすくなりました。外音取り込みの自然さはトップレベルです。
ノイズキャンセルは個人差もありますが、数値を決めて使うより「アダプティブ (自動最適化)」に設定した方がノイキャンの効きが最大になると感じました。数値を100%にするより、アダプティブ を使った方がさらに自然にノイキャンが強くなるような気がします。

実際に電車に乗ってノイキャンを試してみましたが、かなり効きは強いです。電車の低い音はしっかりカットしてくれます。しかし、高音と会話などは少し聞こえます。SONYのWF-1000XM5と比較しましたが、全体的なノイキャン性能はWF-1000XM5の方が上でした。
とはいえ、音楽を聴きながらの使用であれば、EAH-AZ100のノイキャン性能でも十分ですし、ノイキャンをオンにした状態でも音質は抜群なので、個人的には満足しています。
イコライザーを調整してみた
EAH-AZ100を初めて使った時は「低音が強すぎる」と感じました。そこでイコライザーをあれこれ試してみたのですが、好きだったのは「トレブル+」というプリセットでした。このプリセットでAmazonミュージックを聴いたらかなり好きな音質になりました。

しかし、Spotifyを使うと、微妙に足りない部分を感じました。そこでカスタムプリセットで低域をカットしつつ中高域を少し上げるように設定して、さらにSpotifyのアプリ側のイコライザーも調整したら、めっちゃ好きな音質に仕上がりました。

基本的に全体的にクセがなくナチュラルな音作りなEAH-AZ100ですが、イコライザーを使うことで、よりクリアで全ての楽器の音が聴きやすい音質になりました。少しだけ音量を上げた方がこのイヤホンの音の良さを実感できると思いますが、デフォルト状態やアプリ純正のプリセットだけだと聴き疲れするので、カスタムするのがおすすめです。
まとめ

iPhoneのAAC接続で、Spotifyのローカルファイルに保存した音源をメインに聴きまくった10日間でしたが、どんどんEAH-AZ100のことが好きになってます。使えば使うほど音質の良さを実感しますし、何より長時間使っても落ちる心配のない装着感が最高です。
シャンパンゴールドの色味もオシャレで、使うたびにテンションが上がります。
音質最高、ノイキャンも外音取り込みもバッチリ、バッテリー持ちも問題ないし、アプリも使いやすいし、ワイヤレス充電にも対応。正直デメリットが思い浮かばないレベルのワイヤレスイヤホンです。
約4万円と高級なイヤホンですが、聴いた瞬間に音質の違いを感じると思いますし、これはオススメ度高いです。正直「WF-1000XM5」を買った時より感動してますし、これから長く愛用できそうな予感。
気になった方はチェックしてくださいませ。それじゃ!また!