母親がスマホを使ってみたいと話していたので練習用に安いスマートフォンを買ってみました。今回紹介するのは「UMIDIGI A3 Pro」という機種で見た目はiPhone Xシリーズにそっくりです。最大の魅力は…1万円以下という価格です!(2019/01/14 Amazon価格:9,837円)
しかも…数年前の激安スマホとは違い予想以上にサクサク動きます。お子様や高齢のご両親が使う初めてのスマホだったらこれでオッケーなのでは!?と思うレベルです。
ノッチ付きのディスプレイは最新機種を使っているぞ!と感じる事が出来ますし、指紋センサーだけじゃなく顔認証機能まで搭載しています。1万円以下なのに…びっくりします!
UMIDIGI(ユミデジ) A3 Pro レビュー
外箱はこんな感じ。意外とオシャレです。
箱を開けるとメッセージカードが入っていました。それでは本体や付属品を確認してみましょう!
本体、USBケーブル、ACアダプター、説明書(SIMピン付き)が入っていました。
UMIDIGI A3 Proが凄いと思ったポイントは…1万円以下で買えるスマホなのに最初からケースが付属しているんです。しかも…レザー調のケースで高級感があります。
ケースを取り外すとこんな感じ。
デュアルレンズ、ボリューム、フラッシュ、電源ボタン、指紋認証、SIMスロットの場所が分かるようにシールが貼ってありました。
そして…ケースだけじゃなく液晶保護シートも最初から貼ってあります!ケースと保護シートを後から買わなくていいのでお得ですよね。
本体背面のデザインはこんな感じです。なんども同じような事を書いていますが…1万円以下のスマホとは思えないほどの高級感です。
下側面にはイヤホンジャック、USBポート、スピーカーがあります。最新のスマホに寄せたデザインですが…スピーカーはモノラルですし、USBはMicroUSBだったり見劣りする部分はあります。とはいえ…イヤホンジャックがあるのはやっぱり便利ですよね。
左側面にはSIMスロットがあります。自分は母親がスマートフォンの操作を練習するために購入したので使っていませんが…
Nano SIMで4G DSDV(Dual SIm Dual VoLTE)対応になっています。さらにmicroSDカードも挿せるトリプルスロットになっています。対応バンドはこちら。
3G:WCDMA 1 / 2 / 4 / 5 / 8
4G:TDD-LTE 38 / 40/ 41
FDD-LTE 1/ 2 / 3 / 4 / 5 / 7 /8 /12 /13 /17 /19 /20
SIMカードの設定画面はこんな雰囲気です。
右側面には音量ボタンと電源ボタンが配置されています。
カメラ部分はデュアルレンズで少し出っ張っています。ただ付属のケースを取り付ければフラットになるので問題ないかも。しかし…iPhoneに似てるなぁ(笑)
起動画面はこんな感じ。カッコいい。
もちろん日本語に対応した機種になるので…最初の設定で日本語を選べばオッケーです。
後は普通に設定を進めていくだけです。
指紋認証も設定出来るのは嬉しいです!しかし…しばらく使ってみた感想としては三回に一回は失敗します。ですから、指紋認証だけじゃなく顔認証も設定しておくのがオススメです。
一般的なAndroidになるのでPlayストアアプリも使えます。試しにTwitterのアプリをインストールしてみました。
UMIDIGI A3 Proは「HD+(1512×720)」の解像度になるので…そこまで綺麗な画面ではありません。しかし…実際に使ってみると予想より綺麗だし文字が滲んで見えるような事もなかったです。
フリック入力や画面タッチの感度も速くはないんですが…スマホ初心者であれば問題ないかな。昔のAndroidスマホのようにイライラするほど遅いって事はないです。
ただし…ゲームをする方は注意が必要です。ノッチが微妙で画面の一部が見えなくなったり操作出来ない事もあります。
また、ウェブブラウジングやLINEなどの操作はストレスなく使えますが…ゲームになるとカクカクした動きになってしまうので、ゲーム目的で買うのはオススメ出来ません。
UMIDIGI A3 Pro カメラ機能
こちらがUMIDIGI A3 Proで撮った写真です。見た目はiPhone Xに似ていますしデュアルレンズになっているので期待しましたが……写りはやっぱり古いスマホレベルです(笑)
とはいえ写真はスマホじゃなくてカメラで撮るよって方もいると思うので…SNSにパパッと写真を載せるくらいならこれでもOKかも。
次の写真は同じ場所でHDRをオンにして撮ったものです。
先ほどの写真と比較すると左上の影になっている部分が明るく補正されているのが分かると思います。まぁまぁ綺麗に撮れていますが…やっぱり暗い部分はノイズが多めですね。
カメラのモードは標準、パノラマ、depth of focusの3種類。この「depth of focus」というのはデュアルレンズを使って擬似的に背景ボケを作り出す機能の事ですが…驚くほど酷かったです(笑)
depth of focusをオンにした状態でカメラを起動するとスライダーが表示されます。上の画像は0の状態です。このスライダーをプラスに移動させると…
被写体を認識して背景をボカす訳ではなく、周辺をソフトフォーカスにするだけのエフェクトでした(笑)デュアルレンズの意味がない!でも…これはこれで面白い写りだと思うんですよ。
タップした場所だけ丸く残るので幻想的な写真を撮る事が出来ます。まぁ…自分は変なデジカメが好きなので楽しめますが…普通に考えるとカメラ機能はダメダメだと思います(笑)
デフォルトのカメラを使うとこれくらいの写りですが…Androidのカメラアプリなどを使えばもう少し綺麗に撮影する事も出来ると思います。
まとめ
今回はUMIDIGI A3 Proを母親に渡す前に数日使って試した感想を書いてみました。多少タッチ感度が悪いと感じる場面もありましたが…一万円以下で買えるスマホだと思えば満足感が高いと思います!
スペックをチェックすれば…そこまで高性能なスマホではないと分かりますが、Androidを試してみたい、スマホを使った文字入力の練習、ウェブブラウジング、LINEなどのメッセージのやり取り、インスタグラムやTwitter、フェイスブックなどの観覧、本当に簡単なゲームで遊ぶ。そんな使い方だったらオススメ出来ます。
SNOWみたいにウサギの耳とか生やした自撮りも出来ます。商品ページをチェックすると…謎の日本語も多くて怪しい雰囲気なんですが技適さえ取れば日本で爆発的に売れそうな予感がするメーカーです!それじゃ!また!
簡単なスペック紹介(Amazonより)
CPU:MT6739、3GB RAM+32GB ROM(256GBまでのSDカードをサポート)、 Android 8.1、 5.7インチHD+ 全画面 19:9アペクト比ディスプレイ、12MP+5MPリアデュアルカメラ 8MPフロントカメラ 3300mAh Bluetooth GPS