写ルンですのレンズを再利用して作られたミラーレスカメラ用のレンズ「GIZMON Wtulens(ギズモン ウツレンズ)超広角レンズ」をLUMIX DMC-G8で使ってみました。このレンズは35mmフルサイズセンサー搭載カメラだと17mmの超広角レンズ、APS-Cサイズのセンサー搭載カメラでは、おおよそ28mmの広角レンズとして使えます。
GIZMON Wtulensをマイクロフォーサーズで使う
「写ルンです」のレンズを2枚使う事で約0.5倍の広角化が実現し…先ほど書いたようにフルサイズやAPS-Cで使うと広角撮影が楽しめるレンズです。
しかし…マイクロフォーサーズで使うと34mmになってしまうんですよ。ですから広々とした画角は楽しめませんし、このレンズの特徴でもある周辺光量落ちと周辺画像の流れもほとんど確認出来ないので魅力は半減してしまうんですが…
薄くて軽いレンズになるのでスナップ撮影には最適ですし、34mmという画角は予想以上に使いやすかったので簡単に作例写真を載せていきますね。
GIZMON Wtulens 作例写真(マイクロフォーサーズ)
今回はLUMIX DMC-G8の「ラフモノクローム」というフィルターを使って撮影したんですが、これがまた楽しかった!
ザラザラとした粒子感のあるモノクロ写真がこのレンズの雰囲気にあっている気がします。またLUMIX DMC-G8はモノクロと同時にオリジナル写真を保存する事が出来ます。撮影しているときはモノクロの仕上がりを意識して撮る事が出来ますし、後からやっぱりここはカラーで仕上げたいなと思った時にも便利な機能でした。
このレンズは逆光に弱かったり赤っぽく写ってしまう事も多いので…最初からホワイトバランスを電球にして撮るのもオススメです。
この方が何となく「写ルンです」っぽい雰囲気に仕上がると思います。Wtulensは広角レンズだからフルサイズかAPS-C機で使わないと!って思っていましたが…マイクロフォーサーズでも十分楽しむ事が出来たのでしばらくこのスタイルで遊んでみようと思います。それじゃ!また!