先日写ルンですのレンズを二枚使ったミラーレス用広角レンズ「GIZMON Wtulens」が発売に!という記事を書きましたが、ギズモショップさんからWtulens(※ウツレンズと読みます)をレビュー用に提供して頂きました。ありがとうございます!
丸い筒状のパッケージには各種マウントの名前が書いてあり注文したマウントにチェックマークが入っていました。シンプルだけど可愛いパッケージです。
GIZMON Wtulens(ギズモン ウツレンズ)レビュー
レンズ本体、マウントアダプター、六角レンチ、説明書、専用ポーチが入っていました。まずはレンズ部分をチェックしていきましょう!
前回の記事でもチラッと書きました「GIZMON Wtulens」は 「写ルンです」のレンズを2枚使った超広角レンズになっています。ですからよく見ると少しだけ後玉がポコッと丸く見えています。
レンズはL39マウントでネジが切ってあります。これをマウントアダプターにくるくるっと回して装着します。
レンズとアダプターを装着するとこんな感じになります。今回はEマウントのレンズになるので…NEX-3に取り付けてみました。
薄くて軽いレンズになるので小さめのミラーレス機に装着するとコンデジみたいな見た目になります(笑)
写ルンですを使うときの基本は「少しでも暗かったらフラッシュを使う」になるので…Wtulensも同じように室内や暗い場所はフラッシュを使って撮影する事にしました。
GIZMON Wtulens 作例写真
ISO感度は1600、絞り優先モード、ホワイトバランスはオートで…フラッシュを使い撮影した最初の一枚です。構図も何も考えず「あ、撮れちゃった!」という結果がこの写真なんですが…1枚目からそれっぽい写りでビックリしました。
左はフラッシュあり、右はフラッシュ無し。写真は全てJPEG撮って出しで、何も加工してない状態の失敗写真ですが…写ルンですのゆるい写りがうまく出ているような気がします。デジタルなのに何となくフィルムカメラで撮ったような感じで面白いです!
GIZMON Wtulens 屋外での作例写真
ここからは先ほど撮ってきた屋外での作例写真になります。ISO感度400で撮影してみました。
全体的に周辺光量落ちが凄い!APS-Cだと28mm(35mm換算)になりますが…フルサイズだったら17mmになるので周辺光量落ちがさらに激しくなるんですよね!?これは本当に強烈な変態レンズですね(笑)
少しノイズがあった方がフィルムカメラっぽいかな?と思ったので、ここからは思いっきり感度を上げてISO3200で撮った写真になります。
難しい事を考えず気になった被写体をパシャパシャ撮っていくのが楽しいレンズです。何より軽いので撮っていて楽です。
NEX-3だと28mm程度になるので広角レンズの楽しさも十分に感じる事が出来ました。
またプラスチックレンズならではのフレアも楽しいレンズです。ちょい逆光で撮ると強烈なフレアが出現します。
普通のミラーレス一眼が…一気に変なデジカメに変身しました(笑)
しかし…この写真を見てください!白い花にバッチリピントがあった綺麗な写真ですよね!?もちろんこれもWtulensで撮った写真です。前面のレンズユニットのネジを緩めることで、近い場所にもフォーカスが合うようになりますし…これくらいの背景ボケも楽しめるレンズなんです。
今回は早めにレビューを書こうと思いパパッと撮ってきた写真だけでアップしましたが…
こんな感じで色味をLightroomなどのソフトで調整するとグッと「写ルンですっぽい雰囲気の写真」が完成します。フルサイズやマイクロフォーサーズで使ったらまた違う感想になりそうですが個人的にAPS-Cの28mmって画角が気に入りました。
とにかく軽いし薄いしレンズキャップがわりに使えるし…しばらく使いまくろうと思います!先ほどチェックした感じだとまだ在庫がありそうでしたが、レンズをリサイクルする製品になるので大量生産は出来ないそうです。気になったら早めにゲットがオススメです!それじゃ!また!