YAMAHAから発売された完全ワイヤレスイヤホン「TW-E3A」を購入しました。シンプルなデザインでコンパクトな分離型イヤホンが欲しいと思ってあれこれ調べてたどり着いたのがこちらです。自分はブラックを購入しましたが、ホワイト、スモーキーピンク、スモーキーブルーの4色展開になっています。特にブルーとピンクは女子ウケしそうなの可愛いカラーリングです!
※2020年4月2日:充電に関する注意点を追記しました
ヤマハ 完全ワイヤレスイヤホン TW-E3A レビュー
ヤマハが昨年発表したワイヤレスイヤホンは全部で3種類ありますが、今回レビューする「TW-E3A」は1番下のモデルになります。上位モデルにはノイズキャンセル機能が搭載されていますが、こちらはノイキャン非対応。とはいえヤマハ独自の「リスニングケア」機能を搭載していますし音質は抜群でした。
パッケージを開封するとこんな感じ。それでは本体や充電ケースを細かくみていきましょう。
充電ケースはコンパクトで音叉を三つ組み合わせたYAMAHAのマークがワンポイント。
充電ケースの端子は「Type-C」になっているのが嬉しいです。ケーブルはType-CとType-Aです。
イヤホン側の端子と充電ケース内の端子を合わせるように入れて充電します。
イヤホン本体にもYAMAHAマークが。丸っこいデザインも可愛いしマットな質感もいいです。ちなみにこのデザインは楽器をモチーフにしているそうです。
上位モデルはドライバーが大きくなっていますが、こちらは6mm径ドライバーを搭載したエントリーモデルになっています。
本体の装着してあるイヤーピース(Mサイズ)以外にSS、S、L、3種類が付属しています。イヤーピースを交換する事でフィット感がかなり良くなりますが…さらにTW-E3Aには特殊なスリーブが用意されています。
耳の形にフィットする形のイヤーフック付きのスリーブです。こちらに交換すると安心感が桁違いです。しかし…長時間付けていると痛くなりそうなので普通の人は付属のスリーブだけでいいかも。
装着感&実際に音楽を聴いてみた感想
装着するとこんな感じです。装着感も抜群で耳から落ちそうな不安もなくていい感じ。で、肝心の音質ですが「クリアでバランスが良く自然で聴きやすい音質」だと思いました。さらにアプリを使いYAMAHA独自の「リスニングケア機能」のオン・オフを試すとびっくりするほど違いがありました!
小さな音で音楽を聴くと迫力が足りないので大きな音量で聴いてしまう。そんな人も多いと思いますが「リスニングケア」をオンにすると、ボリュームを上げなくても低音や高音のバランスがグッと良くなります。もちろん音量は小さいので低音がガンガン響くわけではありませんが、どんな音楽を聴いてもバランスよく聴きやすいんですよ。1万円という価格を考えたらこの音質は驚きです!
スマホでのYouTube視聴も音ズレを感じません。これなら動画視聴にもガンガン使えます。またIPX5相当の生活防水にも対応しているのでランニングや運動の時に使っても安心。全体的に隙のないイヤホンになっています。
ただし…操作面には問題があります。クリック感のあるボタンを使って操作するので誤操作はありませんが、タッチ式と比較すると力が必要ですし、操作時のタッチ音が気になります。ここは我慢できますが、曲戻しが信じられないほど使いにくいです(笑)
左耳のボタンを2秒長押しで曲戻しなんですが…今聴いている音楽を最初から聴くだけなら大丈夫なんですが、前の曲を聴きたい時の操作が出来ないんです。ですから数曲前に戻りたい場合はスマホ側で操作する必要があります。ここは絶対にストレスになります。
自分は先日買ったスマートバンド側で操作出来るので問題ありませんが、購入予定の方は注意してくださいね。
とはいえ1万円という価格でバランスの良い音質で、左右独立型なので片耳だけでも音楽を聴けるのも便利だしおすすめ度は高いです!それじゃ!また!
※追記
しばらく使っていて気になったポイントがあったので追記しておきます。TW-E3Aの音質には満足していますが…充電ケースにイヤホンを収納した時にマグネットでカチッと入った感覚はあるのに微妙に位置がズレていて充電されない事が何度か続きました。自分は自宅で使用しているので問題ありませんが…使いたい時に充電されていないのはストレスになると思うのでご注意を。
また、こちらは個体差だと思いますが、充電中に光るLEDの濃さが全然違い、右側のイヤホンは薄くてかなり見にくい感じです。音質はいいのにこういった細かい部分でトータルのおすすめ度が下がってしまうのは残念だと思うので…次期モデルでは改善して欲しいと思いました。