過去写真を見直していると、このカメラもう1回使ってみたいなぁ!と思う事があります。自分はレビュー用に様々なカメラを借りて撮影する事が多いので一度だけしか使った事がないカメラがたくさんあるんですよ。今回紹介するフィルムカメラも4年ほど前に一度試し撮りをしただけ。そんなカメラです。
Voigtlander Bessa-L(フォクトレンダーベッサL)
ベッサLは「目測距離合わせ式の広角専用Lマウントカメラ」です。このマニアックな響き!どういうカメラかよく分からない方も多いのでは!?
まず、このカメラに付いていた「25mmF4スナップショットスコパー(Snapshot-Skopar 25mm F4)」は目測でピントを合わせるレンズです。
ファインダーは外付けになっています。そして、、ボディですがベッサLには距離計がありません。距離計に連動しない目測のレンズ、距離計のないボディ。外付けのファインダーを覗いて撮りますが、ピント合わせするのはレンズなので構図を確認するだけ。
目測で距離を測りシャッターを切る。これはよく考えたらLC-Aなどと同じ雰囲気。自分の得意なトイカメラと似たイメージで使えるのに高級機。あれこれ調べていたらもう1回使いたくなったんですよね。
しかも目測のピントは「0.7:0.8:1:1.2:1.5:3:6」とかなり細かく分かれています。軽くクリック感があるので長く使えばレンズを見なくても使えそうなんですよね。ファインダーは取り外してノーファインダーで使いたい…などと妄想しながら写真を見ると…
Voigtlander Bessa-L(フォクトレンダーベッサL):作例写真
業務用のフィルムを入れてパパッと撮った写真ですが、パキッとした写りでいい感じです(画像クリックで大きく表示されます)
以前未公開だった失敗に近い写真も載せていますが、、うーんいいなぁ。この雰囲気。
フォクトレンダーベッサLにモノクロのフィルムを入れて都会の町並みを撮りたくなりました。ノーファインダーで25mmの広角レンズ。楽しそう。欲しい。ボディだけだったら安いなぁ。